木を取り巻く産業は
これから主要産業の
ひとつになる可能性を
秘めています

ABOUT

安定した生産力は、「信頼」があるからこそ


株式会社木村産業は、緑の豊かな岩手県一戸町を拠点に、製材・木材の加工販売をしております。昭和61年に木村康司が創業し、平成18年に個人事業から株式会社化。平成22年より舘幸男が引き継ぎ、代表取締役社長を務めています。平成31年には、森林活性化事業に取り組む株式会社JAGのグループとなり、企業の信頼性がいっそう向上しました。現在、弊社は一般製材において県内一、東北でもトップクラスの生産能力を誇ります。大切にしているのは、何事にも正直に取り組むことです。基本として、約束した納期を守る。ここから信頼が生まれます。また、利益を優先して幅広く取引きするのではなく、長年お付き合いしてきた団体や企業に限定して取引することで信頼関係が築かれ、安定した仕入れと販売につながっています。

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昭和61年に創業。一戸町の緑に囲まれた広大な敷地を利用し、丸太を製材へと加工している。

WORKS

仕入れから加工、販売まで。国産材を無駄なく活用


山林業者から丸太を仕入れ、一戸町の本社製材工場で加工します。水分を含んでいるグリーン材は、ボイラーの熱で乾燥材に加工。製材は住宅の柱や、屋根を支える「母屋・桁材」、壁や天井などに用いられる細い材「羽柄材」になります。弊社は国産材にこだわり、主に青森県や岩手県の森林業者から仕入れています。国産材を無駄なく活用するために、丸太を製材にするだけではなく、加工の過程で発生するチップは製紙会社で紙の原料に、おが粉は地元畜産会社で家畜の敷料として販売しています。また、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同開発により、製材加工時に発生するバーク(樹皮)を熱源として活用するバイオマスボイラーを開発。SDGsや環境に配慮した生産に取り組んでいます。

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2人1組となり、機械で加工された製材を運ぶ。木の中の水分量によって重さが変わるという。
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木材を選別し、整えて結束していく。ペアになって息を合わせて作業を進める。

MESSAGE

林業、製材業は、主要産業になる可能性を秘めています


弊社は、社員から改善提案を積極的に募集しており、この提案を基に生産性向上に繋げています。社長と社員の距離感が近く、コミュニケーションを大切にしていることが、働きやすい環境づくりにつながっています。求人についても、高齢者や障がい者にも門戸を広げ、就業日数や時間も柔軟に対応しています。現在、日本の森林には、樹齢50年以上の使い時を迎えた木が増えています。外国から輸送費をかけて木材を運ぶよりも、今後は国産材の使用率が上がっていくと考えられます。また、木質繊維を微細化した優良材料「セルロースナノファイバー」の開発も注目されています。製材業をはじめ、木を取り巻く産業に普段接する機会がなく、イメージが湧きにくいかもしれませんが、これから主要産業のひとつになる可能性を秘めています。興味がある方は、ぜひ工場を見学していただきたいです。


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社員の声を大切にする舘幸男社長。今回は舘社長と、営業や総務・求人採用などを担当する田澤真一さんから話を聞いた。

COMPANY

企業名株式会社木村産業
住所岩手県二戸郡一戸町女鹿字蛇ノ島243
電話番号0195-33-1988
事業内容製材・木材の加工販売、丸太、チップの販売
代表者名舘 幸男