特許庁がペーパーレス化を推し進める中、その支援を目的に平成2年9月、当財団は、設立されました。現在、特許庁が登録している唯一の情報処理機関として、知的財産権制度を支える役割を担っています。主な実施業務は、“特許等に関する書類の電子化”。非常に高いレベルの正確さを求められる業務です。私たちは、独自開発の電子化システムとスタッフのチームワークのもと、要求に応え続けています。また、さらなる品質向上や組織力UPのため、様々な取り組みを継続して実施しています。チームとしてのパワーが最大なものとなるよう、職員間のコミュニケーションをとる機会も積極的に設けています。
「特許等に関する書類の電子化」は、企業や個人が特許権等を取得するために特許庁へ申請した各種の書類をお預かりし、スキャニング、OCRによる文字認識、認識した文字情報の校正・修正という工程を経て、仕様に定められたフォーマットの電子データに加工し、特許庁へ納める業務です。スタッフの皆さんには、書類の仕分けやスキャニング作業、パソコンを利用した文字情報の目視校正・修正作業などを行ってもらいます。作業には、特許制度に関する知識や、パソコンソフトに関する特別なスキルは必要ありません。入団後は、先輩とともに実務に携わりながらOJTを実施していきます。知的財産権制度を支え、日本の産業技術振興と経済発展に寄与する役割を担う仕事として、全員が誇りをもって働いています。
採用を担当する事業所責任者の木村です。当財団では、約130名の職員が在籍しています。職員の多くの方が、長い間、活躍し続けており、中には設立当初から働いている方もいます。職員が気持ちよく働いてほしいとの思いから、環境の改善に取り組んできており、その中で新たな人材にも活躍してほしいと考えています。現在、私どもの組織は“変革期”にあります。業務のやり方の改善や、より働きやすい職場環境・人事制度の整備といった、組織力の強化につながる様々なテーマを掲げ、日々、まい進しています。職員に女性が多いことが当財団の特徴のひとつですが、ワークライフバランスの面において、家庭との両立がよりしやすくなるような環境づくりにも努めており、育児や介護に関するお休みなどを利用しながら活躍する職員も増えています。今後の組織を一緒に支えてくれる新たな仲間を求めています。
>>先輩社員インタビュー1(意商処理課 責任者 多田野さん)はこちらをクリック<<
>>先輩社員インタビュー2(意商処理課 職員 入江さん)はこちらをクリック<<
>>先輩社員インタビュー3(受入管理第一課 職員 鈴木さん)はこちらをクリック<<
企業名 | 一般財団法人工業所有権電子情報化センター(PAPC) |
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住所 | 東京都千代田区五番町5-5 ヒューリック五番町ビル6階 |
電話番号 | 03-3237-6511 |
事業内容 | 特許関係手続書類等の電子化処理 |
代表者名 | 理事長 北爪 由紀夫 |
創業・設立 | 1990年9月 |
URL | http://www.papc.or.jp/ |