スーパーレジンクラフト株式会社は、ガラス繊維と不飽和ポリエステル樹脂を複合させたFRP(繊維強化プラスチック)加工の総合メーカーです。
FRPは1930年代、米国でナイロンと同時期に誕生し、日本には戦後に紹介されました。軽さと強さを併せ持ち、剛性にも優れていることから、今日では滑り台などの遊具やユニットバスなどの生活用品、水槽や飼料タンクといった産業機材・資材、宇宙関連機器など、あらゆる分野に幅広く活用されています。さらに、ACM(先端複合材料)の登場とともに、その重要性はますます高まっています。
弊社は岩手、千葉、宮崎に工場を構え、それぞれが得意分野を追求。各エリアがネットワークを結ぶことで、国内全ての地域をカバーできる体制があるのも特長です。
高度な技術開発力をいかんなく発揮し、これからも複合材の新たな可能性に果敢に挑戦してまいります。
弊社の強みは、FRP加工の品質の良さです。かつては価格を優先していた時代もありましたが、方針を転換。厳しい品質チェック・管理を求められる案件などを経て、技術力を磨いてきました。現在では、品質が評価されたことによって大手企業との取り引きが増え、安定経営につながっています。
FRP加工は特殊な仕事であり、入社時は社員のほぼ100%が未経験者です。そのため、知識ゼロからでも安心して仕事を覚えることができるように、教育体制に力を入れています。
まずは先輩と一緒に、案件が完成するまでの工程をひとつひとつ見学・体験をします。しっかりと覚えてもらうために、ひとつの工程に数カ月をかけることもあり、全ての流れを理解するには一年近くを要します。自己流で取り組むと、それがミスの原因となりますので、正確な手順に則ることを重視しています。
製造二課 澤口穣さん(入社歴10年目)
この仕事は、お客様からご相談をいただいた後、試作や打ち合わせを繰り返して完成を目指します。試行錯誤を重ねるからこそ、実際にかたちになった時の喜びはひとしおです。
最初はわからないことが多くても、先輩が「なぜこうなるのか」という理論から丁寧に教えますので、安心してステップアップすることができます。質問もしやすい雰囲気があり、みんなで最適な方法を考えたりなど、団結力も強く風通しが良い職場だと思います。
また、フォークリフトや有機溶剤の取り扱いなど、作業に必要となる資格は会社が補助し応援しています。
FRP加工は、汚れや埃が出たりと決してきれいな仕事というわけではありません。ですが、壮大なスケールの案件に携わることもありますので、やりがいがあると思います。
現在、社員の中心は30代ですが、今後は若手社員からの新しいアイデアを取り入れていきたいと考えています。ものづくりが好きな人の応募をお待ちしております。
企業名 | スーパーレジンクラフト株式会社 |
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住所 | 千葉県南房総市加茂143 |
電話番号 | 0470-46-2222 |
事業内容 | 0470-46-3110 |
代表者名 | 代表取締役 柴田 和広 |
創業・設立 | 昭和46年11月 |
資本金 | 5, 000万円 |
従業員数 | 80名 |
URL | http://www.superresincraft.co.jp |