生ラム肉の
美味しさとともに
遠野の地域・食文化の
すばらしさを発信していく

ABOUT

初代店主の築き上げたスタイル、こだわりを継承


はじまりは、1957年、肉の卸で修行を積んだ初代店主が釜石市に千葉精肉店を創業しました。のちに、「精肉の美味しさと品質へのこだわり」から肉質が柔らかく独特のクセが少ない「ラム肉(仔羊)」を専門に取り扱い「ジンギスカンに相性抜群のタレ」を開発しました。同時に釜石市から遠野市へ拠点を移し店名を「遠野食肉センター」と変えました。その店名は「食肉文化を中心に遠野市を築いていきたい」という先代の熱い志から名付けられました。今でこそ遠野ジンギスカンは、「ラム肉の肩ロース」を中心に提供され親しまれていますが、当時は「マトン肉のモモ(成羊)」が遠野市では主流でした。遠野食肉センターは先代の「精肉への情熱と追求心」から、いち早くラム肉に注目し「ラム肉の肩ロース」を看板商品として提供してきました。また、精肉店の隣には食堂が併設され「ジンギスカン」を中心に丼物や麺類、定食などもあり。さながら「焼肉食堂」といった雰囲気でした。当時の「精肉店に併設された焼肉食堂」というスタイルが、「現在の食肉センターの原点」となっています。

1-1
遠野バイパス(283号)沿いにある遠野本店。無垢な木材で作られた店舗は、遠野の美しい自然に囲まれ、最大136名収容可能。広々とした駐車場もあり、遠野観光の名所のひとつともなっている。
1-2
店舗には、精肉店と焼肉レストランの入り口が別にあり、精肉直営店ならではの鮮度抜群の生ラム肉が購入できる。
商品イメージ
手切りへのこだわりも、美味しさの秘密。
職人が品質を見極め、丁寧に一枚一枚手切りをしている。

WORKS

リブランディングしながら、遠野の食文化を発信


釜石に生まれ、遠野に育てられた遠野食肉センターは、精肉にこだわり、ラム肉に出会い「おいしさ」に魅入られて60余年。「おいしさ」への情熱と追求心は先代からのものであり、「ラム肉専門の精肉店に併設された焼肉食堂」そして「ジンギスカンに相性抜群の自家製だれ」この流れを二代目も継承。二代目は、ラム肉のさらなる品質向上を目指し、大手商社を通じて輸入先である「オーストラリア、ニュージーランド」と交渉を重ね「ラム肉を生の状態(冷蔵)」で仕入れ、「生ラムジンギスカン」を提供することに成功しました。 同時に、老若男女が楽しめるように「数種類の自家製だれの開発」にも力を入れました。1993年には、「もっと多くのお客様にラム肉のおいしさを伝えたい」という二代目の想いから、遠野バイパス(283号)沿いに移転し法人化しました。当時「生ラムジンギスカン」の提供は先駆けだったこともあり「生ラム肉発祥の店」としても知られるようになりました。のちに遠野市内外のお客様にご好評いただき、2014年には矢巾町(国道4号)沿いに2号店を出店。遠野市外のお客様にも日常で気軽に「遠野ジンギスカン」を楽しんでいただきたいという想いから出店しました。その後、2019年には盛岡駅近郊の木伏緑地公園に3号店。岩手の玄関口で県内外のお客様にさらに幅広く「岩手・遠野の食文化の体験と発信」の想いを込めて出店しました。

2-1
2014年にオープンした矢巾店は、無垢な木材をふんだんに利用して、白を基調としたカフェ風の店舗。普段使いから特別なシーンにも幅広く利用できる。
2-2
2019年にオープンした木伏店は、盛岡駅から徒歩3分と好立地な場所に店舗を構え、「遠野ジンギスカン」のだいごみでもある「鍋&バケツでジンギスカン」を街中で楽しむことができる。
2-3
遠野ジンギスカンをバトンに、そこには出会いがあり、また喜びや感動、そして自分にとって大きな成長がありました。今後も支えてくれる仲間と共に、たくさんのお客様に「遠野ジンギスカンの魅力」を伝えていきたいです。と語る、専務取締役の千葉明廣さん。

MESSAGE

ラム肉のその先に、遠野地域・食文化の発信がある


弊社は、精肉店直営のラム肉専門店です、ラム肉の価値可能性を世の中に広めていくことを掲げて事業展開しています。ですが、そこで完結するのではなく、ラム肉やジンギスカンを通して、遠野という地域の発信、文化の継承につなげていくことこそが使命だと考えています。共に働くスタッフには、仕事を仕事として終わらせず、弊社でしかやることのできないやりがいをみつけて、ここで働く価値を見出してほしいと願っています。言われた作業をこなすではなく、自ら行動に移すことで社内での役割が見えてきて、仕事に対する覚悟が生まれると思います。ラム肉を通じて遠野地域や食文化を発信していくことは、やる気次第でとてもクリエイティブな仕事へと変わります。弊社での業務が終着点、もしくは通過点でもかまいません。新しいことにチャレンジしたいという、推進力のある人材を歓迎しています。

スタッフイメージ
お店の特徴はお肉屋さん直営店だから鮮度のよいラム肉を提供できること。入社からまだ間もないものの、「商品のよさを伝えていきたいです!」と楽しそうに話してくれたスタッフの皆さん。
マニュアルサンプル
マニュアルや研修体制が整っているので安心して働くことができる。基本的な接客マナーや話し方はもちろん、メニュー紹介なども細かく教わります。
木伏店ランチセット
分厚いラムチョップも付いた盛り合わせ。お客様には「遠野名物じんぎすかん」の食べ方を丁寧に説明します!

COMPANY

企業名有限会社遠野食肉センター
住所岩手県遠野市松崎町白岩20-13-1
電話番号0198-62-2242
事業内容遠野名物「じんぎすかん」生ラム肉を、提供している焼肉レストラ ンの運営
代表者名千葉 典明
創業・設立平成5年
URLhttps://tonoramu.jp/