グローテック株式会社は、工場の自動化・省力化を図る「FA機器」や各種治工具等の製作、各種インフラ工事、精密切削加工を手掛けています。
2016年の創業当時は社員5名、納屋を改装した10畳ほどのフロアからのスタートでした。最初は電子電機部品関連のものづくりをしていましたが、その後カメラなどの光学系や、自動車関係の仕事にも挑戦。ひるまずに業種・業態を拡大していくことができたのは、当社の「新しい力で、新しいものづくりに挑戦・成長していく」という理念に賛同・共感してくれるメンバーが、一人また一人と集まってくれたからでした。
お客様や社員、そして宮城県内の行政の方々に恵まれたことも会社の成長の後押しになりました。2017年、宮城県からの紹介でソニー仙台内の「みやぎ復興パーク」に入居。これを機に、当社の知名度や信頼度を上げることにつながりました。
2020年には本社を大衡村に移転。自社工場の建設は、創業時から予定していた計画のひとつでした。5名だった社員は現在、60名にまで増加。様々な業界を長く牽引してきたメンバーが集まることで、「ものづくり力を有したエンジニア集団」になることができました。これからも多くのお客様と共に歩みながら喜びを分かち合い、感動を与えられる企業になりたいと考えております。
当社の強みは、企画から最終調整までを社内で「一貫生産」できるところです。お客様から「どのような設備、機器を製作したいか」、「量産現場にどのような悩みがあるか」などをヒアリングするところからスタートし、設計、加工・部材手配、組立・配線、最終的には現地での調整も行います。「一貫生産」によってリードタイムの短縮、コスト削減、柔軟な対応ができ、お客様に寄り添ったものづくりにつながっています。一方で、「一貫生産」の強みを活かすには各部署の連携が重要になります。
各部署の連携には、社員同士のコミュニケーションや働きやすさが不可欠です。当社では福利厚生にも力を入れており、働き方改革のひとつとして「フレックス制度」を導入。仕事の進捗状況によって自らの責任で時間をコントロールできる他、急な体調不良や行事などへの参加など、小さい子どもさんのいる社員にも好評です。
また、社員に作り立ての温かいお昼ご飯を食べてほしいという思いから、社員食堂を用意。地元の食材をふんだんに使っており、外注先の方々やお客様にも喜ばれています。
他にも、社員の健康維持のためにスポーツジムを併設したり、社員とそのご家族への感謝の一環としてプロ野球年間シートを利用しての観戦イベントなどもあります。
働く時は働いて、休む時は休むというメリハリを大切にしています。