創業者である先代の社長は元商社マン。印刷業界自体は未経験でしたが、自身が商社で販売していた印刷機を買い取り、1976年4月にモノクロの軽印刷機2台と3名のスタッフで営業をスタートしました。
当初は印刷会社の下請けとして書籍や冊子などのモノクロ印刷を主におこなってきました。その後、IT化の時代の流れに乗り、カラー印刷への活路を見出し、神奈川県内でいち早く印刷のデジタル化に着手。オンデマンド印刷など、設備の先行投資を早急に進め販路を拡大していきました。
また、1989年には、製本工場を開設。企画デザインや印刷から製本、納品配送までをワンストップでおこなえる体制を整えたことで、よりお客さまのニーズにお応えすることが可能となり、おかげさまで事業を拡大することができました。
これからも、多様化する時代のなかで当社の強みをさらに伸ばし続けます。そして、紙の印刷・製本だけでなく、Webソリューションや新たなサービスの展開など、印刷という枠組みを超えた取り組みにチャレンジしていきます。
印刷・製本を主軸とし、製版やデザイン、DTPのほか、Webバナーの作成などパートナー企業と連携しながら事業を展開しています。多種多様な印刷機器・設備が整っており、箔押しの特殊加工ができる日本に数台しかない「コールドフォイル」という印刷機械をいち早く導入したことでさらに商圏が拡大。これまでお付き合いのなかった代理店や大手メーカーさんとの直接取引ができるようになりました。
美術書、写真集などクリエイティブな冊子のほか、広告販促物や社史、記念誌の表紙なども手掛けています。また、2年前に、密なパートナーシップを結んでいた企業から事業譲渡を受けたことで、その企業が得意としていた製版技術も受け継ぎました。それに伴い、誰もが知っている有名なナショナルクライアントとの直接取引も新たに加わりさらに業績を伸ばしています。
長い印刷業界の歴史のなかにおいて、当社はある種、異端ではありますが、新しいことに常にチャレンジしている企業です。働く環境においても、スタッフ 一人ひとりの意見に耳を傾け、おもしろいと感じたことは積極的に取り入れる柔軟さを持ち合わせています。そういった社風も働きやすささやスタッフのモチベーションアップにもつながっていると考えます。
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Q.求める人物像を教えてください。
山下「まず、経験ではなく、誠実である、礼儀正しいということを重視しています。仕事に対してだけでなく、仕事仲間やお客さまに対して礼儀正しい振る舞いや発言ができる方は人としても大変魅力的に感じます。」
前田「私も山下と同じく“人間力”を大切にしています。経験や技術も必要かもしれないけれども、やはりその方の人となりに共感を覚えますね。仕事だけに関わらず、人生の中で苦楽を味わってきたその経験が人をより強く輝かせると思います。」
Q.お二人とも人柄重視ということですね。では、実際に働くうえで大切にしてほしいと思うことは何ですか?
山下「頭の回転の速さやスキルより、何よりも好奇心を大切にしてほしいですね。好奇心があれば、仕事もおもしろいと感じられるはずですし、必然的にやる気や意欲はでてくると思います。これ面白そうだからやってみたいな!っていうワクワク感を常に持っている方と一緒にイノベーションができたら最高ですね。」
前田「一日8時間以上、会社で仕事をするわけですから、その時間のなかで自分自身を高めることができる方であれば、きっと目の前の仕事に誠実に向き合っていけると思いますよ。いろいろなことに興味を持って自分で能動的に取り組んでほしいと思います。」
Q.では、御社の働きやすい点はどのようなところですか?
前田「そうですね。とにかく社長との距離が近いと感じています。社長室には、いつもさまざまな社員が仕事だけででなく人生の相談なんかにも訪れていて、社長室から笑い声がよく聞こえてくることもあります。」
山下「仕事の相談はもちろんですが、時には恋愛相談なんかも受けていますよ(笑)。」
前田「社長から社員を呼ぶことも多いですよね。困っていることはないかなど結構気になることがあればすぐに話をするようにしていますよね。」
山下「そうですね。社長室に来た社員の相談を聞かないことはまずないです。興味が湧いてしまうのもあるのですが。時間が許す限り、そうやって風通しをよくして社員の意見や困りごとに耳を傾けるように努めています。」
Q.なるほど、風通しをよくすることで職場の雰囲気づくりや働きやすさにも繋がっているのですね。
山下「そうですね。やはり、風通しがよくないとコミュニケーションが円滑に進みません。いろいろな部署が連携しながら製品を作っていますので、横のつながりや結束は非常に大切です。また、特殊な印刷機械をいち早く導入したり、パートナー会社と組んで新たなことに取り組むなど、こうしなければいけないという枠組みが元々存在しない会社という点も大きいと思います。」
前田「業界的にも当社は異端児であるという自負はあります。新しいチャレンジをまったくいとわない社風ですので、普通ではやらないことを、迅速に決めて進めていく変化とスピード感があります。ですので、どんどん新しいことにチャレンジしたい人にとっては非常に働きがいがあるのではないでしょうか。」
山下「そうですね。常に変化を求めていくような、エネルギーを持ち、クリエイティビティに溢れた人にとっては働きやすい環境だと思います。」
前田「この業界は非常にクリエイティブですし、自由で柔軟な発想も楽しめる業界だと思います。とくに、色や光の探求は広くて深い世界ですし、紙でもデジタルでもおもしろい分野だと思います。」
Q.最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
前田「好奇心を持っている人がきっと一番の原動力になると確信しています。これってなんだろう。これっておもしろそうっていう好奇心や遊び心を持っている方であれば、きっとこの仕事の魅力にハマるような気がしています。ぜひ一緒に働きましょう!」
山下「印刷業そのものが斜陽であることは間違いありません。しかし、そのような時流のなかで印刷が担うべき価値や可能性はまだまだ多くあると思います。印刷が好きだけでなく、好奇心を持っていろいろなことに取り組める創作意欲を持っている方との出会いを心待ちにしています。入社した際には、いつでも社長室で待っています!気軽に何でも相談してください。新しい印刷業の未来を一緒に創っていきましょう。」
企業名 | 情報印刷株式会社 |
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住所 | 神奈川県川崎市高津区下野毛1-2-19 |
電話番号 | 044-850-8861 |
事業内容 | デザイン・企画制作、商業印刷物、出版物の印刷・製本 |
代表者名 | 代表取締役社長 山下 大 |
創業・設立 | 1979年4月3日 |
資本金 | 3,310万円 |
URL | https://johoprint.co.jp/ |