日本財団の社会的マイノリティに対する意識調査によると、差別や偏見といった「心の壁」を感じる理由は、「接し方がわからないから」「あまり接したことがないから」「良く知らないから」が大半を占めていました。
それならば、皆が一緒になってお互いを知ることができれば、「心の壁」はなくなるのではないでしょうか。弊社が目指すのは、障がい、年齢、性別、国籍、疾病など、多様な文化、価値観、ニーズを持つ人たち暮らしやすい、インクルーシヴな社会です。社名の「mazel.be」には、皆が一緒になる、mazel(交ぜる)be(~する)の意味と、南部地方の方言「まぜるべ」を合わせて表現しています。
令和2年には、1階が放課後児童クラブ、2階が放課後等デイサービスという、一体型の施設を作りました。障がいのある子もない子も一緒に過ごせる、まさに弊社の思いが詰まった場所です。
学童施設での障害児の受け入れや適切な関りについてはまだまだ課題が多いのが地域の実情です。今後はいろんな地域にこの事業を拡げ、インクルーシブな放課後の活動環境の不足という地域の課題解決に取り組んでいきたいと考えております。
現在、放課後児童クラブ、放課後等デイサービス、児童発達支援、早期療育、相談支援、日中一時支援、子ども第三の居場所など、子どもを取り巻く課題の解決にむけた事業に取り組んでいます。スタッフの業務を端的に言えば、子どもたちにとって楽しくて、過ごしやすい、健やかな成長ができる居場所づくりです。情緒面の支援や対人関係などの日常生活スキルが身に付けられるように、子どもたちとの触れ合いを通してサポートしています。
つまり、「人」対「人」の仕事であり、スタッフの成長がそのままサービスの質へとつながります。だからこそ、弊社では人材育成に力を入れています。専門職としての成長はもちろん、社会人としても成長できるように、会社として学習教材を導入。ログインすれば、いつでも調べたり学んだりできる体制を用意しています。
即戦力としては、保育士や理学療法士、作業療法士、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理士、第一種教員免許などの有資格者を歓迎しています。ですが、無資格であっても社内育成のシステムがありますし、ベテラン保育士や養護教諭をはじめ頼もしい先輩スタッフが在籍していますので、安心して働くことができます。資格取得に関しては、会社が全額負担で応援しています。
弊社が求める人材は、最初から無理だと諦めずに「なんとかする人」「笑顔で元気な人」、自分の考えや対応を柔軟に変化できる「自立した思考の人」「共感できる人」です。
私たちの仕事は、短期間で目に見える結果が出るような仕事ではありません。何年も経ってから、「あの時のひと言が支えになっています」と声をかけてもらえたり、すぐに成果や答えが出ない仕事です。
日々の業務に目を向けても子どもたちに振り回され、職員同士で意見をぶつけ合い、時には涙を流すこともあるかもしれません。でも、そういった苦労の先に「やって良かった」と感じられる瞬間があります。その瞬間を味わうために、皆頑張っています。
一人一人が頑張るだけではなく、この仕事はチームでの仕事でもあります。私は常々思うのですが一生懸命勉強して資格を取ったり、頑張って働いて給料が増えたならもちろん嬉しい。でも皆で力を合わせて、無理だと思ったことが成し遂げられた時の達成感。これが最高の喜びであり仕事とはそういうものだと感じています。
チームで協力して難題を乗り越え喜びを分かち合う。そこに共感できる方ぜひ一緒に働きましょう。
>>放課後児童クラブCOCO.R 所長インタビューはこちらをクリック<<
>>放課後児童クラブCOCO.R 保育士インタビューはこちらをクリック<<
企業名 | 特定非営利活動法人mazel.be(まぜるべ) |
---|---|
住所 | 岩手県久慈市門前第3地割152番地1 |
電話番号 | 0194-75-3950 |
事業内容 | 放課後児童健全育成事業、放課後等デイサービス、児童発達支援、早期療育事業、相談支援事業、日中一時支援事業、子ども第三の居場所事業、生活支援サービス事業 |
代表者名 | 吉田 立盛 |
従業員数 | 57名 |
URL | https://www.mazel-kuji.org/ |