司機工は、私(山本昇一郎社長)の父が1962年に創業した会社です。当時は、高度経済成長期真っ只中で、全国に鉄道網を張り巡らせインフラを構築しようとしている時代でした。元々鉄道関係の会社で働いていた父は、線路を敷くための機械や工具の製造販売・修理を目的として独立創業したそうです。
当初は保線用の機械の製造販売・修理をしていましたが、時代の流れと共にお客様のニーズが拡大し、車両の製造、改造、改修、点検、整備などの仕事に移行。さらに、30年ほど前から、アトラクションの整備も手掛けるようになりました。大手テーマパークの立ち上げ時に、アトラクション整備の設備を納品したことをきっかけに、お客様から整備実施のご要望をいただいたのです。お客様の期待に応える形で事業領域を広げ、現在は鉄道関係とアトラクションの整備、この二つを柱とした事業展開をしています。
車両整備とアトラクション整備、どちらにしても人の命を預かる仕事のため、覚悟と責任を持って取り組まなければなりません。会社として大それた夢を掲げるつもりはなく、身の丈に合った仕事を引き受け、確実にやり遂げて事業の永続を目指したいと思います。
当社の八潮工場では、鉄道車両、アトラクション二本立ての整備を展開しています。両方の整備ができる工場は、全国を見ても珍しく、当社の大きな特徴です。
鉄道車両やアトラクションの修理や整備をする場合、一般的には現地に赴き作業を行います。しかし、現地では設備が揃っていないこともあり、できることに限りがあります。その中、当社は自社工場を持ち、豊富な設備を揃えているため、自社工場に車両やアトラクションを搬入することで、より高度な修理や整備をすることが可能です。当社と同じ規模の同業者で、自社工場を保有している会社はほぼありません。中小企業ならではの価格で、一流の技術を提供できることは当社の強みです。
私は、社員や協力会社の人たちが幸せに暮らすために会社はあると考えています。利益とは、社員が責任を持って仕事に取り組んでくれる結果から生まれるもの。その利益は、できる限り社員や協力会社に還元したいと考えています。その思いから当社では20年以上、夏と冬の2回のボーナスに加え、気持ちばかりではありますが、年度末にもボーナスを支給。少しでも社員の暮らしを豊かにして、幸せになってほしいと思っています。
当社に入社していただく方には、人の命を守る仕事であるため、その責任を自覚し、覚悟を持って仕事をしていただきたいと思います。人の命と聞くと、大きなプレッシャーを感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、真面目に真摯に仕事に取り組んでいただければ、人の命を守ることに繋がる尊い仕事です。ぜひ「人の命を守っている」と誇りを持ち、胸を張って仕事をしてほしいと思っています。
創業から60年以上、東日本大震災やコロナ禍など非常事態があり、売上を落とすことがあったものの、インフラを支える事業のため、需要が完全に止まるということはありませんでした。こうした事業の安定感も当社の強みの一つです。もし今後、天変地異が起こり、万一、業務を一時的に停止せざるを得ないことになっても、会社を存続できるほどの体力は有しております。当社で働いてもらうからには安心感を持って、安定的に幸せに暮らせる環境を提供したいと考えています。
「世のため、人のために」そして「自分自身の幸せ」「周りの方を幸せにしたい」と考える方は、ぜひ当社にご応募ください。
代表取締役社長 山本 昇一郎
企業名 | 司機工株式会社 |
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上場区分 | 非上場 |
住所 | 東京都中野区沼袋2-14-9 |
電話番号 | 03-5318-3811 |
事業内容 | 鉄道車両の製造・改造工事/遊戯アトラクションの保守・点検・整備 |
代表者名 | 山本 昇一郎 |
創業・設立 | 1962年 |
資本金 | 98百万円 |
売上高 | 28億円 |
従業員数 | 120人 |
URL | https://www.tsukasakikou.co.jp/ |