利用者だけではなく、共に働く仲間も尊重しあうことで質の高いサービスを提供しています。

1989年に個人事業「河端組」として産声をあげ、2000年に株式会社アース（代表取締役　河端 徽岳氏）へと組織変更。外食事業や美容事業を拡大させるなかでヘルスケア事業が生まれました。どの事業部においても付加価値のあるサービスの提供を第一に掲げています。経営理念に「感動・夢・感謝」を掲げ「頂点を目指す」を合言葉にスタッフ全員がプロフェッショナルとしての自覚と誇りを持ち、お客様に喜んでいいただけるよう日々善処しています。

今回紹介している有料老人ホームケアシス野々市は2017年6月にオープンしたまだ若い施設で、30代、40代、50代、60代と様々な年代のスタッフが多数活躍しています。一人一人の考えを尊重しながらも目指す目的を共有し、積極的な対話の機会を設けることで風通しの良い職場環境を目指しています。コロナ渦で苦難が多い面もありますが、その分利用者様もスタッフも楽しめるレクリエーションやイベントを日々考えています。

何も隠す必要はない。疲れたときは「疲れた」と言えばいいんです。

当施設の事業は訪問介護と有料老人ホームの大きく2つに分かれています。

後者は調理師も含めて合計16名ほどで運営しています。入居者さんの個性を尊重し、最善の一日を提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでいます。

当施設はレクリエーションを特に重視しています。単なる運動ではなく、歌や俳句など全員が楽しめるものを幅広く実施しています。

ただここ数年はコロナ渦となり、介護業種全体としては厳しい管理体制を余儀なくされています。だからこそわたしたちは落ち込むことなく、「その後」を見据えたイベントや企画を考えています。入居者さんもスタッフも、ストレスをため込まないことが、幸せな一日を営むためのスパイスだと考えているからです。

マイナスなイメージをもたれがちな介護の仕事ですが、利用者さんの笑顔は何よりもかけがえのないものです。社会に貢献しているという大きな実感が日々目の前にあります。

わたしも最初は「はじめてのコト」ばかりでした。

オープン当初から訪問介護職員としてこの施設に従事しています。系列施設に出向したり他スタッフのヘルプに入ることもありますが、大体はシフト制で勤務しています。

施設の特性上育児をしているスタッフも多いので、勤務体系の要望にはできるだけ柔軟に対応しています。

この業種で大切なことは、「何のためにを共有する」ことです。私も入社してすぐのときはわからないことだらけ、はじめてのコトだらけでした。前職ではグループホームで働いていて、訪問介護に従事したことがなかったからです。それでも私が新たなキャリアを築くことができたのは、弊社の個々人を尊重する風土にあると考えています。

大変なときにこそ、自ら積極的に意見を出すことで組織は変わっていきます。それはみんなで改善方法を見つけるチャンスですから。気軽に意見を言い合える、そんな仲間と働きたいです。　　　　担当／浜本