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本当に必要な介護サービスのあり方を実践しています

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エフ・エム・シー介護サービスで働く先輩スタッフに
インタビューしてみました

あせらず、ゆっくり、しっかりと向き合う介護。
ここは、介護士としての成長が実感できます。

この施設で働きはじめて、前職とのちがいが明確だったのは「流れ作業」をしないということでした。少人数のユニットで入居者様のお世話をする。ゆっくりとお一人ずつ向き合いながら、話をしながら、入居者様の一日に寄り添う。ここには以前のような、あせった仕事にならないというよさがありました。確かに流れ作業的に入居者様をケアする従来型(タイムスケジュールに沿った一日のプログラム)の介護サービスは、お世話をする側からするとやりやすいのですが…。それでは、一人の人間として入居者様と向き合い、信頼関係を築きながら、その人の人生にかかわるという深さまでは決して体験できません。特に看取り介護の場合、入居者様の生きてきた時間を振り返る中で、一人の人間としてのその人らしさをあらためて知る。そこから自分も教えられることがいっぱいあるんです。どれだけ相手とわかりあえるか。自分のコミュニケーション能力が足りず、反省をくりかえす日々なのですが、その都度、向上心を奮い立たせてモチベーションをアップする毎日。現在は施設の長として、経営だけでは見えないこと、現場だけでは見えないこと。その間にいながら、私たちケアスタッフに何ができるかを自問自答する日々ですね。うれしいことや辛いことを入居者様と共有することで、この施設ならではの、プロの介護士としての成長が実感できていると思いますよ。

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時間に拘束されない介護。自由度の大きい介護。
だから、よいことも、悪いことも、自分に還る。

アットホームを楽しむ。この施設の雰囲気を表すには、その言葉がピッタリです。特に共有フロアが広いというわけではないのですが、近隣には車イスを押しながら散歩に出かけるのにいい感じの場所もあります。エフ・エム・シー介護サービスはどの施設も、できるだけタイムスケジュールをなくして時間に拘束されない介護が基本。だから、入居者様ともじっくりとかかわる、しっかりと人と人が向き合う介護が求められます。とにかくコミュニケーションが大切なんです。事務員、調理員がそれぞれの施設にいるので、スタッフは介護に専念できるのもウチのよいところ。また、心で動く介護と言いますか、スタッフの心根に感激することもけっこうあるんです。以前、身寄りのない入居者様が病院に入院した際には、示し合わせることもなくスタッフ全員が入れ替わりでお見舞いに行ってました。施設長としてちょっとうれしく思いました。認知症の入居者様は会話をするのが難しい人もいますが、そんな入居者様に対して、私だけでなくほかのスタッフも、とにかく入居者様のありのままを受け止める。無茶を言われることもあって困ってしまうことも度々。そんなときでも「私はあなたのことを、ちゃんと見つめていますよ」という思いをもって真剣に向き合いお世話をしていると、スタッフに対する感謝の言葉を全身で表現してくれたりするんです。これも大きなやりがいですね。

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たとえば、お金では買えない価値。
介護を社会貢献として見ると、
ここにはいろんな価値があります。

私の前職は介護サービスの総務的な仕事だったのですが、この施設では現場を管理する立場にいます。実際、日々のスタッフの仕事を中から見ていて、正直、そのスキルレベルの高さに驚きました。入居者様の調子を、歩き方や咳一つ、笑い声で見抜きます。入居者様との信頼関係のつくりかたも、がんばってつくっている感じがなく、とても自然なんです。いつも、家族の目を持って接している。そんな印象です。積極的な介助をしない。できることは入居者様ご自身におまかせする。プログラムありきではない介護が、家族という空気を生んでいるのだと思います。プロの仕事は好きなだけでは成り立ちません。一朝一夕では築けない、安心や信頼という価値を入居者さまの毎日につくれてこそのプロ。私の仕事は、スタッフが働きやすい現場の環境をサポートすること。入居者様が我が家のように暮らしていける生活をサポートすることです。スタッフと声のキャッチボールをしながら、今、何が必要かをつかむ。心がつくり出す価値が、生まれやすい環境をバックアップする。たとえば、亡くなられた入居者様の葬儀で、ご家族様に当ホームでの10年間の感謝の言葉をいただけたことも大切な価値だと思っています。介護は社会貢献。ご家族が施設に介護をまかせられることで、ご家族の生活を私たちが間接的にささえる。それもこの仕事の大きな価値だと思うのですがいかがでしょうか。

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