強みは「人を一からでも育てられる土壌」
ドライバーの大多数が未経験者の協和輸送。自身のドライバー業務のほか、若手の指導も担当する入社16年目の中村貴史さんに、それぞれの立場で見た仕事のやりがいや会社への思い、今後の目標などを聞きながら、未経験の人でも一人前のドライバーに導く土壌を探りました。
気持ちに寄り添った指導を心がけ若手を育成【中村貴史（なかむら・たかし）38歳 入社16年目 ドライバー兼現場指導】
ベテランドライバーとして後輩の指導を担当
もともと別の会社で荷物の仕分けの仕事をしており、近くでトラックドライバーの仕事ぶりを見ているうちに自分も挑戦してみたいという気持ちが膨らみ、ドライバーとして協和輸送に転職。当時この近辺で未経験者を受け入れてくれる唯一の会社でした。ドライバー経験を積み、現在は主任として、若手ドライバーを中心とした育成も担当しています。
「新人にとっては当たり前のことではない」初心に立ち返り指導
ドライバーは、法令を守りながら安全走行し、限られた時間内にお客様に荷物をお届けするために、いろいろな判断を一人でしなければならない場面があります。新人の頃は特に、運転や道に不慣れで不安が付きまとうものですが、安心して頼ってもらうため、自身が新人だった頃を思い出しながら、「新人にとっては当たり前ではない」と、同じ目線に立った指導を心がけています。そうしていくつもの壁を乗り越えて教え子が一人前になった姿を見ると成長をうれしく思い、やりがいにつながっています。
先輩社員・中村さんから皆さんへのメッセージ
間違ったことをすれば、厳しく指導を受けることもあるかもしれませんが、それはその人の成長を願ってこそ。弊社にはマニュアル通りの指導に留まらない、分け隔てなく人を育てようという土壌があり、居心地よく感じます。これが若手に引き継がれ進化しながら会社を一層盛り立ててくれたらうれしいですね。