有限会社水上工業は、富山市八尾町にて精密機械部品の金属加工を生業にしています。昭和56年に産業用ロボット部品の加工業としてスタートし、近年はシステムや食品機械などの分野へと挑戦を広げています。弊社が目指すビジョンは、これまで培ってきた加工技術の伝承も大切にしながらも、新しい加工技術や加工手法を常に探求し、さらに精度の高いものを提供していける企業。試作から量産まで、お客様のご要望にお応えした製品提案を行っています。
今、急速なデジタル化が進み、製造業を支えるモノづくり産業も日々変化し続けています。弊社は5年前より機械の自動化に力を入れており、顧客満足はもちろん社員満足度も高い「物心共に豊かな企業」を目指して突き進んできました。これからこの仕事は、デジタルネイティブの若い世代こそ大いに活躍できると考えています。
あなたも、私たちと一緒に未来のモノづくり産業を支える仕事に挑戦してみませんか。
富山八尾中核工業団地内に建つ本社。「職人」という言葉が似合う加工技術のスペシャリストである15名の社員が、日々モノづくりに力を注ぐ少数精鋭の企業。
整理整頓された工場内には、大型の旋盤やマシニングセンター(金属を加工する工作機械)がズラリと並ぶ。
若手社員の技術指導に力を入れており、上司がしっかりとついて教えることはもちろん、社員全員で育成にあたっている。
水上工業では、「精密鋳物部品加工」と「精密機械部品加工」の2つの金属加工技術を有し、創業当時より手掛けてきた産業用ロボット部品をはじめ、各種産業用機械部品の金属加工の豊富な実績があります。2006年に国内でもいち早く高性能「5軸マシニングセンター」を導入して以降、5軸加工機を用いた複雑な部品加工や試作部品などを得意技術としています。ミクロンスケールの高い加工精度を標準とし、「スピードを第一」、「お客様に教えていただく精神」を大事に、顧客のニーズや品質に迅速に対応・提案できるのも強みです。また、20年以上の加工技術経験を持つベテラン社員が多いのも特徴です。
地域・国内でいち早く導入したドイツ製の「5軸マシニングセンター」。加工面の多い部品も、1回の切削加工で多面加工が可能に。複雑な部品の加工であっても、生産性と加工精度を飛躍的にあげることができる。
仕上がった部品を人の目でチェック。精密さが求められる金属加工は、少しの誤差が命取りになるため、ミクロン(1ミクロン=0.001ミリ)レベルで仕上げていく。
水上工業は、風通しの良いアットホームな雰囲気が魅力の会社です。目指しているのは、会社や仕事、人とのコミュニケーションを通してお客様も社員も「物心共に豊かになろう!」。そのために力を入れているのが「働きやすさ」と「社員教育」です。
働き方への取り組みでは、顧客満足や社員の働きやすさ実現のため、5年前から機械の自動化に着手しています。これにより生産性を上げながら無駄に残業をしない、有給がとりやすいなど働きやすさが向上しました。仕事もご家族や自分の時間もどちらも大事にした働き方をしてほしいと考えています。
また、社員教育においては、基本は上司がついて技術を教えますが、上司だけでなく社員全員で育成をしています。これは、他社のような流れ作業ではなく、自分で加工方法を考え、どう精度を上げるか?を思考できる「金属加工のエキスパート」を育てたいからです。そのための見本市、セミナー、講演会、勉強会、他社見学などにも、積極的に参加を推奨しています。
知識やスキルがなくても問題ありません。必要なのは「人間力」。技術よりも、挨拶ができるといった“人としての基本”が大事。あとは、モノづくりが好きな人にぜひ挑戦してほしいですね。
「社会に出たら、学べる機会は会社しかありません。技術は学べば習得できますが、人の話を聞く、挨拶ができる、自分で考えることができるといった“人としての基本”は、なかなか教えてもらえません」と採用では人間力を重視。「精度の高いものが作れた時のモノづくりの達成感や楽しさを、みなさんと共有したい」と話す。
企業名 | 有限会社 水上工業 |
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住所 | 富山県富山市八尾町保内1-13( 八尾中核工業団地内) |
電話番号 | 076-454-2869 |
事業内容 | 機械(ロボット)部品の加工・製造 |
創業・設立 | 昭和56年6月 |
URL | http://mizukami-kougyo.com/ |