北前船の寄港地として古くから漁業・海運の要所として栄えた金沢市大野地区。歴史的価値のある建造物などが残る街並みのことを指す「こまちなみ」としても名高いこの地で、初代店主の故・山守浩が『宝生寿し』を創業いたしました。
平成11年5月に移転リニューアルした現店舗は、かつて廻船問屋だった古民家を改装。伝統的な町家建築の特徴である格子窓、白漆喰、朱壁などを用いた店舗は趣深くお客さまにも好評です。寿司店というと少し敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、当店では、おひとりさまからお子さま連れのお客さままで、幅広い層にご利用いただいており、アットホームな雰囲気が特長。
最近では、女性おひとりでのご来店が増え、安心してお食事を召し上がっていただけるよう細やかな気配りや目配りを心がけています。コロナ禍などさまざまな困難も乗り越え、おかげさまで、昭和41年の創業以来、数多のお客さまに支えられながら商いを続けております。
創業時より、寿司のメインである魚はもちろん、野菜や果物まで鮮度抜群な地の物を使用。確かな目利きで厳選した素材のよさを存分に引き出しながら一品一品、丹精込めてお客様にご提供しております。
長年通ってくださっている常連さまも多い一方で、働くスタッフも30年以上働いてくださっているベテランの方も数名いらっしゃいます。スタッフの年代も10代から70代と幅広く、居心地のよさと風通しのよさが自慢。ホールスタッフや洗い場スタッフも丁寧に仕事を教えていきますが、特に、寿司職人は調理場で経験を積んで基本的なことを習得したうえで、板場に進んでいただいています。
その方の技量や熱意を加味しながら適材適所を見極めています。また、少しずつ順を追って仕事を覚えていけるので、未経験からでも安心です。
「安心して長く働いてほしい」という想いから、働く時間や福利厚生についても、おひとりおひとりの事情や希望に沿って臨機応変に対応しています。飲食業は、「なんだか大変そう」という漠然なイメージをお持ちの方も多いと思います。実際、繁忙期などは目まぐるしいほど忙しい日が続くこともありますが、それ以上に、やりがいや学びが多い業界だと思っています。
手に職がつけられるのはもちろん、いろんな方がご来店されますのでその方との会話を通して、感銘を受けたり、視野が広がったり、ということもあります。自分の人生において一生モノの財産となるような学びの場にもなる飲食業は、とても面白いのではないでしょうか。
技術的な部分は後からついてきますので、人と接することが好きで、真面目に仕事に取り組むことができる方であれば、未経験者も大歓迎です。
企業名 | 有限会社宝生寿し |
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住所 | 石川県金沢市大野町4-58 |
電話番号 | 076-267-0323 |
事業内容 | 割烹、寿し |
URL | https://www.housyouzushi.co.jp/ |