一生モノの技術が身に付けられる仕事です
長年、印刷オペレーターとして従事し、現在は、製造部部長として働く曽我さん。印刷オペレーターの仕事についてお話を伺いました。
どのような業務を担当していますか。
また、やりがいを感じる点はどんなところですか。
3年前まで印刷オペレーターとして長年、印刷をおこなってきました。現在は、印刷部門の進捗管理と他部署との連携が主な業務です。生産管理部門と相談しながら納期を決めて、製本スケジュールを立てたり、スタッフへの周知や調整などをしたりしています。また、現場に入り印刷のオペレーションを手伝うこともあります。印刷は機械ですが、細かい色の調整やインクの配合などは人間の仕事です。機械の性能も上がってはいるのですが、湿度や温度で印刷の仕上がりに差が出てくるので、細心の注意を払いながら調整をおこなう必要があるんです。それでも、どれだけやってもまったく同じ色が出ないことがあるので、そのようなときは経験を踏まえて出したい色を出せるように何度も調整を繰り返しすることもあります。そのように一生懸命手掛けた製品が店頭に並んでいたり、街に掲示されていたりすると嬉しい気持ちになります。
仕事で苦労したエピソードなどがあれば教えてください。
当社には、日本に数台しかない「コールドフォイル」という印刷機があり、導入時から、試行錯誤しながらその機械での印刷を担当していました。最新の未知の機械というだけでなく、調整が非常に難しい機械で、何度も何度も検品しながら調整を繰り返して、ようやく思い通りに仕上がったときは非常に達成感を得ました。また、こすれやすい特性を持つ特殊な紙に印刷した際には、万単位で刷り直しをしたことも。印刷する版の順番を変えたり細かい微調整をおこないながらうまくいったときは非常にうれしかったです。
これから一緒に働くみなさんへメッセージをおねがいします。
印刷オペレーターの仕事はチームワークも大切です。部署を取りまとめるリーダーとしても、スタッフ一人ひとりへの声がけやコミュニケーションを密にするように心がけています。話しやすく、わからないことがあった際には、何でも質問できるような雰囲気づくりを率先しておこなうようにしています。印刷の仕事をするなかで、うまく色が出なかったり、思うような仕上がりにならないことも多々ありますが、その度に先輩方や周りの仲間のアドバイスや協力で乗り越えられてきました。一つのモノをみんなで作り上げる喜びを一緒に分かち合えたらいいなと思っていますね。未経験でも大丈夫。丁寧にお教えしますので、一生モノの技術を身に付けたい方、クリエイティブな仕事をしたい方歓迎します！
