「おきなの杜」は、奈良県広陵町の東方に立地する、自立された方から重度の介護が必要な方まで、あらゆる高齢者の方々に利用いただける複合型の福祉施設です。
“おきな”とは、竹取物語に登場するおじい様を指す言葉で、広陵町は竹取物語発祥の地とされることから、これになぞらえた施設名称としています。
奈良の福祉は、古くは光明皇后が1300年も前に設立したとされる「施薬院」や「悲田院」にまでさかのぼり、生活の習わしや寺社だけでなく、福祉においても長い歴史を持っています。私たちは、大和に古くから広まるこの篤志の精神を鑑み、博愛慈恵の思想を大事にしております。
なかでも高齢者においては、これまで国を支えてこられた恩に敬意を表し、感謝の心をもって接することを大切にしております。老いを哀れむことない、歳を重ねたにふさわしい生活をサポートしていきたいと考えております。
「おきなの杜」が大切にしているのは、「暮らしを守る」、「絆と信頼」、「医・食・住」の3つの使命です。
最初に「暮らしを守る」ですが、施設内で生活に制限を設けられたり、社会から隔離されたりすることは、好ましい生き方とはいえません。個人の尊厳が守られ、今までの生活の質をどこまで維持できるかが介護への期待であり、その方らしい“普通の暮らし”を実現することが大切と考えています。
次に「絆と信頼」ですが、介護において私たちは、高齢者が「自分らしく生きていく」ための支えでありたい。依存的な関係や主従関係、合理的な関係は好ましくありません。おしゃべりを疎かにせず、親しみ深い絆からできることを応援し、見守っていたいと考えています。
最後に「医・食・住」ですが、年を老いて不安に感じるのは、「病気になること」、「介護が必要になること」、「一人暮らしになること」などといわれています。つまり、医療・食事・住居がもしもの時に保障されていたなら、「安心できる暮らし」であるといえます。そこで、「住まば都」でありたいと、暮らしを大事に考えています。
高齢者施設で暮らすお年寄りがお家のように暮らせないのは仕方がないか…。いいえ、そんなことはありません!
「おきなの杜」は、「Noと言わない」姿勢を大切にしています。例えばお酒。健康上、大きな問題がなければ大丈夫です。この他たばこやお菓子もお好きなままにOKです。
ひとの暮らしを支える仕事は、ダメと言うより「そうしよう」のほうが、伴に生きる感じがしますし、何よりやりがいが生まれます。
身体介助だけが介護ではないはずですし。あなたの理想の仕事、私たちがお預かりしています。
「知識経験よりも、人間性を大切にしています」と語る、名張裕信施設長と生活相談員の大前さんへのインタビューはこちらから!
企業名 | 社会福祉法人信和会 |
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住所 | 奈良県北葛城郡広陵町南郷84番地1 |
電話番号 | 0745-55-5551 |
事業内容 | 社会福祉事業(高齢者介護) |
代表者名 | 理事長 乾 英子 |
創業・設立 | 平成5年 |
売上高 | 443,081,439 |
従業員数 | 72 |
URL | https://carehouse.jp/ |