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放課後等デイサービス杜っこ高森で働くお2人(松原さんと釜田さん)に普段はなかなか聞けない本音の話をお聞きしました。

松原さんにワーカーズコープ(協同労働)で働く環境についてお聞きしました。

【所属部署】 仙台泉地域福祉事業所 放課後等デイサービス杜っこ高森 常勤児童指導員
【入社年】 2015年入職 2019年退職 2020年再入職

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Q ワーカーズコープで働く経緯と業務内容について教えてください

専門学校の実習で障がい児支援の現場を体験した時に興味をもって入社しました。その当時は、ワーカーズコープではない法人が運営していたのですが、運営内容に不満をもって一度退職しました。 その後は仕事を転々としていたのですが、ワーカーズコープに運営が移管されて、今の管理者から戻ってこない?と声をかけてもらい、再入団しました。今は全般的に管理者の補佐(支援計画の策定、請求管理、資料作成)を中心に、今年から支援部の一員として研修の企画・運営を担っています。どちらも全く経験が無い中、独学でこなせるようになっているので、職場のみんながうまく自分の得意なことを任せてくれたんだと思います。


Q 一度辞めてまた戻ってきたとの事ですが、今はどんな職場だと感じていますか?

元々、他人に心を開きづらい性格で、愛想笑いをするようなタイプだったのですが、今はそんな自分を受け入れてくれる仲間とストレスなく働けています。以前に比べて言いたいことが言える雰囲気があるので、今では積極的に意見を出せるようになったねとよく言われます。でも未だに支援員という自覚はあまりなくて、ここを利用する子どもたちが楽しく、自分らしく過ごせる場を創り出していくという感覚で働いています。こんな自分を受け入れてくれる職場には感謝しかないですよね。


Q 仕事で辛かったことや大変だなと思う事はありますか? そんな時はどうやって乗り越えてますか?

辛いと思ったことが最近ないんですよね(笑)自分の性格上、追い込まれないとやる気になれないし、決められた枠の中で仕事をするのが苦手なので、緩さの中にある自由な雰囲気がとても自分に合っているなと思います。勿論、さぼっていたら優しく指摘してくれますよ(笑)法人全体としても、ある意味「放牧」されているなと感じます。周りから固められるのではなく「自分たちで決めていいよ」という文化(風土)がある組織なので、自由な分責任もある程度感じながら、みんなで高め合っていける職場だと思います。


Q これからワーカーズコープで働いてみたいと思っている人にメッセージをお願いします!

先ほど「放牧」という表現を使いましたが、私たち職員も利用する子どもたちも「放置」されている訳ではありません。放牧と放置は意味が違うと思っていて、相手を思いやったり信頼し合ったりできる関係がとても重要だと感じます。そういう意味では、立場や役割はあっても平等な立場で働く関係性があって、自分もたまにリーダーをいじったりしても、笑い合える関係が出来ているのが心地よさに繋がっているように感じます。それは、子どもたちに対する支援とも一緒で、決して否定せずに受け止めてあげる。そして同じ目線で寄り添える関係づくりを大切にしています。ワーカーズコープは、何かをやりたい!と思っている人にこそ合う組織だと思います。自分も、保護者の方から「放課後等デイサービスを卒業した後の働く場が欲しい」という切実な声を聞いて、ワーカーズ方式で新たな仕事をおこしたいという夢があります。仕事をおこすなんて大変な事かもしれませんが、信頼できる仲間がいるから実現できると信じています。夢をもっている人こそワーカーズコープ(協同労働)という働き方を選んで欲しいなと思います。

10年目の釜田さん。仕事へのこだわりやこれから働く皆さまへのメッセージをお聞きしました。

【所属部署】 仙台泉地域福祉事業所 放課後等デイサービス杜っこ高森 児童発達支援管理者
【入社年】 2011年入職

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Q ワーカーズコープで働く経緯と業務内容について教えてください

元々は介護のお仕事から入ったのですが、常勤・非常勤同士の確執や、管理者に責任を押し付けてくるような職場だったので、これ以上やっていけないと思っていつ辞めようかずっと考えてました。そんなタイミングで、経営不振からワーカーズコープに移管するということになって、協同労働という新しい働き方について説明を受け、もしかしたら何か変わるかもしれないと思って、もう少し頑張ってみようと思ったんです。今は、放課後等デイサービスの管理者という立場で働いています。


Q 実際に働いてみてどうでしたか?

まず、管理者という立ち位置は変わっていないのに、責任が軽くなったように感じました。「リーダーだから」ではなく「みんなで」という雰囲気が出てきました。元々、自分に自信がなくて、人前に出るタイプではなかったのですが、自分がリーダーとして自信が持てるようになったんで-す。多分、リーダーとしての可能性を引き出してくれた仲間たちがいたからかな?と思います。 リーダーが自由にやっていると、仲間たちも自由に働くようになったんですよね。今までは何でもまとめようとしてうまくいかなかったのですが、それをやめてみました。 みんな見方も価値観も違うんだから、干渉せずに見守ってみようというやり方に変えると、周りが自然と自発的に動き出したんです。


Q 釜田さんが、現場のリーダーとしてこだわっている事はありますか?

常に「みんなで」が基本です。とはいっても、みんながいつも主体的な訳ではないし、なかなか意見が言えない人もいます。でもそんな人も、きっと自分に自信がなかったり、責任を持ちたくないなと思っていたり、もしかしたら周りが言い難い雰囲気をつくってしまったりしている場合もあると思うんです。そうした時は、明確に意見を表明できるテーマを設定してみたり、きっとこう思っているんだよね?と代弁したりと工夫してみます。 今では、その人の良い部分を引き出すのがリーダーの役割だと思えるようになりました。それって、ここを利用する子どもたちに対する支援とも重なるんですよね。 私たちは個別支援計画を策定して支援にあたるのですが、出来ない事を課題にするのではなく、出来る事を延ばすことを意識しています。だからここではよく褒め合っています。子どもも大人も。まず出来る事を出来るようにする、そうすると自信につながって、意欲も出てくる。勿論、挑戦すれば失敗することもあるけど、それが経験にもなるし、周りがフォローし合う。そうやって仲間意識が生まれて、チームとして楽しみながら、高め合っていける職場が創られていくのかな?と思っています。


Q これから働いてみたいなと思っている人にメッセージをお願いします!

どうせ働くなら楽しく働けると良いなと思います。それには、働く人たちの関係性がとても大切になってきます。ここは、お互いがお互いを見ていて、時には自己主張もするし、大変な時は助けてと言い合える関係性があって、私が以前感じていた孤独感を感じにくい職場をみんなで目指しています。楽しく働きたい 同僚ではなく仲間として仲良くしたい いつも笑い合っていたい 他人を嫌いになりたくない そんな思いをもっている人なら、この協同労働という働き方が、新鮮に感じるし、きっと好きになれると思います。まずは飛び込んでみて自分自身の肌で感じてもらえたら嬉しいです。

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