採用力をクリエイトするメディア

コーポレートサイト無しで応募が10倍に!無数の情報にも埋もれない確実なアプローチに成功。

2023年3月9日

若い世代へのアプローチに苦戦し、「採用に特化したWEBでの発信」を決意。

TalentClip導入前の状況を教えてください。

以前は、応募者数の絶対的な不足と、求職者とのミスマッチに課題を感じていました。
宮城県で自動車の部品商として創業した弊社は、近年は大手自動車メーカー様の新車・中古車整備に事業の主軸を移し、山形県を拠点に事業の拡大を図っています。お客様からのご要望にお応えするためにも、長く活躍してもらえる若い人材の確保を急いでいました。
以前は、主にハローワークや紙の求人媒体を活用していましたが、応募は2ヶ月に1人あれば良い方で、特に若い世代からの反応がほとんど見られませんでした。実際にご応募いただいても、職場見学後に入社を辞退されるケースも続いたことから、「従来の募集方法では若い世代へのアプローチが難しく、業務内容もうまく伝えられていないのでは」と感じるようになりました。

TalentClip導入を決めたポイントは何でしたか?

導入を決めた理由は、課題である人材採用に特化した発信を行える点です。
弊社はコーポレートサイトを持っていません。より多くの若い求職者にアプローチし、応募を増やすためには、WEBでの発信が有効だということは理解していました。しかし、B to Bの事業であり、取引先も固定されている弊社の場合、事業内容を不特定多数の方に発信するようなコーポレートサイトを設けても、あまり意味は無いと考えています。必要だったのはあくまでも「採用に特化したWEBでの発信」のみでした。
こうした状況の中で、紙媒体の求人広告でお世話になっていた営業担当者に提案いただいたのが、「TalentClip」です。大きなコストを費やしてコーポレートサイトを作ることなく、課題である採用だけに絞った情報発信を行える点を魅力に感じ、導入に踏み切りました。

導入はすんなりと決められたのでしょうか?

お付き合いの長い営業担当の方に無理なく勧めていただいたので、導入自体にためらいはありませんでした。それでも、WEBでの採用情報の発信には、懐疑的な面もありました。インターネット上には今も、無数の求人広告が溢れていますよね。正直、どこも発信内容はふんわりした表現が多く、「似たりよったり」に見えてしまいます。この中で弊社のことを発信しても、埋もれてしまうのではないかと懸念していました。
心配が杞憂だと分かったのは、TalentClipに掲載する原稿と写真のできあがりを見た時です。原稿を確認した時に「弊社の仕事はこんな風に見えるのか!」という新鮮な驚きとともに、弊社の「素の良さ」、ありのままの雰囲気を上手く伝えられる内容だと感じることができました。取材の際は単純な求人内容だけではなく、事業の具体的な内容や経営者としての思い、求める人材像、そして社員の生の声まで、とても多くのことを尋ねられます。取材に応じるのは大変でしたが、お話しした結果がきちんと反映され、「ひと手間」をかけた意味があるものに仕上げていただきました。

目指したのは「ウチだからこそ活躍できる人材」との出会い。

TalentClipで実現されたかったのは、まずは「応募を増やす」ということでしたか?

そうですね。当初の期待としては、シンプルに、応募者の数が増えてくれたらいいなというものでした。とにかく応募が少なかったので、WEBでの情報発信により、少しでもターゲットとなる層に出会う機会を増やしたいと考えていました。
ただ、誰でも良いというわけではないことも事実です。応募者の母集団を増やすことだけでなく、弊社だからこそ活躍できる方と出会いたいと考えていました。求めていたのは、もしかすると他の職場では馴染めないかもしれないけれど、弊社の仕事であればのびのびと働き続けることができる、そんな方です。これまでの募集方法では出会うことが難しかったので、TalentClipの導入で、お互いにとってミスマッチの無い採用を実現できればと期待していました。

TalentClipで採用情報を発信するに当たって、こだわった点はございますか?

せっかく作るならば、「ウチだからこそ活躍できる」、そういった方と出会いたいと思っていました。
例えば、「コミュニケーション能力」が求められる仕事はたくさんありますよね。でも、車両整備の仕事については、多少コミュニケーションが苦手だとしても、黙々と仕事に打ち込める方であれば問題ないと考えています。また、私自身が経営者として「イケイケドンドン」というタイプでは無いので、肩の力を抜いて働ける環境だと思っています。今までの募集方法では、その辺りの思いをどうしても表現できませんでした。ライターやカメラマンの方に丁寧に取材をしていただき、うまく言語化できていなかった微妙なニュアンスや願いを表現することができました。

応募者数は10倍に!複数の採用課題を一度に解決。

導入後に、大きな成果があったと伺っています。

とにかく、びっくりするほど応募が増えました。以前の10倍くらいでしょうか。導入後すぐに効果が見え始め、半年間で80人ほどの応募がありました。特に増えたのは20〜30歳代からの応募です。TalentClipで仕事の内容を充分に伝えることができていたので、入社を辞退されるようなことも無く、業務内容とのミスマッチも起きていません。皆さんには今もいきいきと働いていただいています。
当初目的としていたのは、第一に応募者数を増やすこと、そして若い年代の求職者へのアプローチ、ミスマッチの解消を狙っていましたが、それらを一度にかなえることができました。特に、応募者数の数字に勝る成果はありませんね。とても満足しています。

導入後の運用で気になることはございましたか?

特にありませんね。TalentClipのシステム自体がとてもシンプルなので、操作に困ったこともありません。問題なく使いこなせていると思います。何しろ数字として大きな成果が出ているので、細かいところは気にならないというのが正直なところです。それくらい、効果には大満足しています。
導入後のフォローアップにも特別な感想は無いのですが、それはWorkinからお付き合いの続いている営業担当者の方とのやり取りだからかもしれません。良い意味で、WEBだから何かが変わるということがありませんでした。今でも「最近どうですか?」といったやり取りを定期的に続けているので、もし何かあれば、いつでも相談しようと思っています。

採用に課題を感じられている方へのメッセージをお願いします!

「ひと手間」をかけるだけの意味は充分にあると伝えたいですね。
弊社の場合、とにかく応募者数が圧倒的に増えました。本当にびっくりするくらいの効果を得られたので、それだけでも満足しています。そしてもう一つ、TalentClipに掲載する記事や写真を見て、初めて気づくことがたくさんありました。記事の制作のためには、インタビューや撮影への対応で、多少の時間と手間がかかります。その分、弊社やその仕事が他の人の目にはこんな風に映るのか、こんな面が魅力的なのかと発見することができました。それらが仕事を探されている多くの方の心に届いた結果、今があると思います。もっと楽に求人情報を発信できるサービスも他にあるのかもしれません。それでも私は実体験をもって、「ひと手間」をかけることをおすすめします!

編集後記

長くお付き合いをさせていただいている有限会社オートパーツ仙南。TalentClipページでは、会社の雰囲気が伝わる原稿作成、全体像や社員の皆様の表情にこだわり、写真撮影をいたしました。今回のインタビューのなかでもページの仕上がりにご満足いただけたとお伺いしています。真摯に仕事に向き合う皆様のありのままの様子が魅力的だからこそ、ミスマッチの解消と応募効果に繋がりました。

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