採用力をクリエイトするメディア

「どのような思いを持った会社なのか」への共感が、採用後のミスマッチ解消につながりました。

2022年3月1日

インターネット上の展開力と、会社のイメージを伝えられることが決め手に。

TalentClip導入以前は、どのような採用方法をしていましたか。

弊社は創業から間もなく60年を迎えようとしていますが、以前からずっと基本的にはハローワークに求人票を出すという方法を続けていました。ですが、それだけでは人材確保が難しく、最近は広済堂さんにお願いすることが増えていました。とはいっても、紙媒体の「ワーキン」が中心で、手に取ってもらわなければ求人情報が伝わらないという状態が続いていました。また、ホームページはあったのですが、採用ページは設けていませんでした。

採用管理システムの導入に踏み切った理由は?

従来の採用方法では厳しいと感じたのは、紙上発信の反応の低さからでした。求人票を出しても応募者がほとんどなく、一桁ということも珍しくありませんでした。
インターネット上であれば、色々な求人サイトに派生することで、検索した際にヒットすることもありますが、紙上だけでは呼び込みの力が弱く、情報を目にする確率が格段に下がります。雇用条件を見て、応募するかどうか検討してもらう以前の問題です。このままアナログな採用方法を続けていては、抜本的な改善につながらないと思い、採用管理システムの導入を決めました。

TalentClipを選んだ決め手を教えてください。

呼び込みの力を高めたいのはもちろんですが、多くの人に求人情報を目にしていただき、応募数が増えれば良いというわけではありませんでした。
大事なのは、弊社がどのような歴史を持ち、どんな思いで取り組んでいるのかという、会社のイメージを理解した上で応募してもらうことです。そこに共感してもらわなければ、仮に採用されたとしても、ミスマッチが発生してしまい、長く働いてもらうことは難しいと思います。
TalentClipは、会社の歴史や理念、どのような人材を求めているかまで、文章と写真を多用して伝えることができます。そして、一度掲載したら固定というわけではなく、文章も写真も差替えられるところも決め手になりました。

分析機能を活用することで、伝わり方の検証が可能に。

制作前に期待していたことは?

期待していたのは、レスポンスの早さです。サイト上に文章と写真を掲載後、時間をかけることなく応募の反応があります。また、掲載した内容に変更があった場合には、手早く修正することも可能です。そういったレスポンスの早さが、会社のためにも、応募者のためにもプラスになると考えました。

もうひとつは、弊社について深く理解してもらう機会になることへの期待です。ホールスタッフ、調理スタッフとして業務内容を確認するだけでは、飲食店の中のひとつに過ぎません。ですが、会社の背景を知ってもらうことで印象が変わり、仕事に対する捉え方も変わると思います。

TalentClipを導入したことで、どのようなことができるようになりましたか。

これまでは紙ベースでしたので、統計を取ることができませんでしたが、ATSを導入したことによって、アクセス数がわかるようになり、分析機能も付いていることから、サイトがどのように見られているのかを検証できるようになりました。
アクセス数が伸びていない時は、どこに原因があるのかを考えてみて、投稿文章を修正したり、写真を差替えてみます。そしてまたアクセス数をチェックし、伸びていなければ再度変更を加える。これを繰り返すことで、効果的な見せ方に近づけることができるようになりました。
修正についても、データを一度広済堂さんに送って差替えてもらうといった手間がいらず、自分たちで直接修正することができます。以前、ホームページの内容を自分たちで変えようとしたこともあるのですが難しく、とても苦労しました。一方、TalentClipは、文章も写真も変更するための操作が簡単で助かりました。

応募数が一気に増加。離職率も下がりました。

TalentClipを利用してから、応募数が一気に増加しました。学生の卒業シーズンや、転職が増える時期など、通年というわけではありませんが、時期によっては応募数が倍以上になったこともありました。TalentClipのサイトを直接閲覧した人もいると思いますが、Indeedや求人ボックスに求人情報が吸いあげられたことによって拡散力が上がったことも、応募数増加の要因だと思います。
また、採用後の離職率も下がりました。TalentClipに掲載された文章を読んだことにより、雇用条件などの面的な部分だけではなく、会社の歴史や思いの部分を共感した上での応募だからだと感じています。

 

リリース後のアフターフォローはいかがですか?

リリース後にも、自分たちで文章や写真を変えていきたいと思っていましたので、その都度、担当者にやり方を教えてもらいました。変更の仕方が複雑ではないこともあり、おかげさまで今ではスムーズに変えられるようになりました。掲載する内容についてもアドバイスをもらいましたし、私たちだけではどうしても会社目線になってしまいますが、客観的な視点からの意見も聞くことができ、参考になりました。
また、リーチ数に注目し、求人検索エンジンで上位になるように、対策にも取り組んでいただけたので助かりました。

まだTalentClipを導入していない企業に向けて、アドバイスをお願いします。

これからの時代は、「商品」や「サービス」といった表面的に販売しているものよりも、会社や商品の現在に至るまでのストーリーであったり、「価値」を売る時代に変化していると思います。弊社であれば、どのようにして遠野ジンギスカンを手掛けることになったのか、なぜ生ラムにこだわったのかが重要であり、そこを知るか知らないかで、会社や商品に対する愛着が異なるはずです。
会社の魅力のエネルギー源は、スタッフです。会社への愛着を高めるためにも、ぜひTalentClipの導入を検討してほしいと思います。

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