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【採用担当者必見】自社の魅力を伝えて人材を集める採用広告とは

自社に合う人材を適切に集めるためには、採用広告の活用が重要な比重を占めます。

とはいえ、自社の魅力を求職者に伝えるためには、採用広告の種類や特徴を理解したうえで活用することが大事です。

ここでは、広告の種類と利用時のポイントなどを紹介します。

自社の魅力を伝える採用広告の特徴

採用広告とは、新卒および中途採用を行うことを目的にした人材採用のための広告のことを指します。

採用広告は、自社で作成を行うことで、自社の特徴や強みを訴求することで、多くの情報が掲載できるといった特徴があります。

一方、採用広告と似た意味を持つ言葉に「求人広告」があげられます。求人広告は、新聞・フリーペーパー・求人情報サイトなどに枠を設けて掲載する広告を指します。

求人広告より採用広告の方が、自由度が高く、先に述べたとおり求職者に対して自社の特徴や強みなど多くの情報をアピールできるのが特徴です。

採用広告4つの種類

採用広告には、大きく分けて4つの種類があります。求職者のターゲットに合わせて、どの広告を使うと効果的なのか、事前にしっかりと検証しましょう。

就活サイト

採用広告の主流ともいえる手法で、利用している企業が多数見られます。Web媒体であることから、自社のホームページとの連携が可能です。求人募集の要項や、エントリーまでの流れを紹介できるだけでなく、動画や画像を活用して社内の様子や雰囲気を応募前に知ってもらえます。また、24時間いつでも情報の閲覧や応募が可能で、求職者にとっても利便性が高いメリットもあります。

就活サイトには、「完全無料型」「掲載課金型」「成果報酬型」の3つの料金体系があります。

「完全無料型」は、サービスの利用に対して費用が一切かからない一方で、露出が少ないため知名度を上げるには難しいケースがほとんどです。

「掲載課金型」は、サイトへの掲載に対して料金が発生します。大量採用に向いている手法ですが、まったく採用できなくとも料金がかかるため、費用対効果が悪くなる場合があります。

「成果報酬型」は、応募もしくは採用した人数に応じて料金がかかる体系です。採用予定人数に対して、応募者数が想定以上に多くなってしまうと、予算よりもコストがかかる可能性があります。

SNS

「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれる手法で、Twitter、Instagram、Facebook、LINEなどのSNSを使って情報を発信します。求人募集以外にも、投稿する内容やフォロー、コメントへのリアクションを起こすなどして、企業のブランディング効果や求職者へのアピールなどに役立てられます。

SNSを利用して運用することに費用はかかりません。しかし、アカウント管理および運用などを行う業務が発生します。有料アカウントを利用すると、広告出稿できるようになります。

求人情報検索エンジン

インターネット上に公開されている複数の求人情報を、一度にまとめて検索できるサービスです。有名な求人情報検索エンジンのサービスにIndeedがあります。また、閲覧者や利用者も増えています。

求人情報検索エンジンは、無料で利用できるものが多く、コストパフォーマンスに優れていることから、費用をかけずに求人募集を行いたい場合に適しています。さらに、一部のエンジンでは、課金すると企業の広告が掲載できるサービスも利用可能です。

ハローワーク

今回紹介している採用広告の中で、もっとも広く利用されているサービスです。多くの求職者が利用しており、ハローワークの窓口で求人情報を提供してもらえるほか、インターネットサービスにも掲載できます。

求人広告については、以下の記事でも解説しています。

採用広告を利用する際のポイント

採用広告を利用するからには、効率の良い求人活動を行いたいものです。採用広告を利用する際のポイントについて、解説します。

採用ターゲットを明確にする

企業の業務内容によって、求める人材の年齢・キャリア・スキルなどが異なります。

採用効果を出すために、自社ではどのような人材を求めているのか、ターゲットの明確化が重要です。

ターゲットが曖昧であると、広告内容が採用したい人材に響かない可能性があるため、最初に時間をかけて行う工程になります。

ターゲットを明確にした次には、発信したいことが適切にアプローチできる広告の掲載先や募集要項などを精査する段階へと移行します。

予算や目的に合った媒体を選ぶ

採用活動に、多くの予算を割り当てることが難しい場合、無料で利用できる採用広告が候補に挙げられます。対して、予算がある場合、媒体を選ぶポイントを「ネームバリュー」にすることで、「自社に合う人材が集まる」と考えがちです。

しかし、実際は自社で求める人材と、掲載媒体が得意とする分野が合わなければ、たとえ人気であっても、採用効果は上がりません。掲載媒体の得意分野をあらかじめ調べたうえで、掲載を検討することが大切です。

そのうえで、求職者の間口を広げるために、複数の媒体を利用すると、さらに多くの求職者の目に留まります。

目に留まるキャッチコピーを作る

キャッチコピーは、伝えたい内容を短い言葉で伝えられるため、求職者の目に留まりやすいような言葉を選ぶことが重要です。たとえば、「空席残りわずか!」や「筆記試験なし!」など、求職者がメリットと感じる内容を選びましょう。また、テキストだけでなく、写真や動画も盛り込むと、視覚的にテキストよりも情報量が増えるため、言葉にしにくいアピールポイントを伝えやすくなります。

キャッチコピーには、待遇面についての内容はあまり入れ過ぎない方が無難です。あくまでも、選考内容を知らせたり、セミナ―の予約内容を伝えたりと、求職者が応募しやすくなる内容にしましょう。

まとめ

採用広告は、求職者に採用情報を伝えるとともに、企業自体の宣伝も兼ねています。企業に合った採用広告を活用し、効率の良い採用活動を行っていきましょう。そうすることで、求める人材を獲得できる可能性が高まります。

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