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優秀な営業職の人材が欲しい!採用ポイントと応募を増やす3つの方法

2023年3月22日

営業部門の人手不足は、企業の売上に直結するため深刻な問題です。「経験豊富で優秀な営業が欲しい」という切実な思いを抱く人事担当者は多いと思います。

今回の記事では、優秀な営業を採用するためのポイントや、優秀な人に選んでもらうための求人募集のノウハウを解説します。

優秀な営業を採用するためのポイントはふたつ!

そもそも自社にとっての「優秀な営業」の判断基準はあるでしょうか。

同業他社で同じ経験を持ち、高い実績を有している応募者に対して、優秀と判断をするのは簡単でしょう。しかし、さまざまな応募者がいる中で見極めを行っていくのは効率性も必要になり、難しいものです。

ここでは、自社にとっての「優秀な営業」を見極めて採用するために、押さえておくべき重要なポイントをふたつ紹介します。

自社にとってどんな人材が「優秀」なのか確定させる

「○○さんのような営業がほしい」「良い人がきたら採用したい」「欠員補充のためとりあえず採用する」など、あいまいで一貫性のない採用活動をしていませんか。求める人物像があいまいなままだと、理想が高くなりすぎたり、ミスマッチを生み出したりする原因になります。

「責任感」「誠実性」「コミュニケーション能力の高さ」「積極性」「問題解決能力」など、営業職に求める人材要件は非常に多いです。それらの要件をもとになんとなく採用するのではなく、自社にとってどのような人材が「優秀」なのかを言語化しておく必要があります。

経営理念や事業内容、活躍している社員の特徴などさまざまな角度から分析し、自社独自の「求める人物像」を確定することから始めてください。言語化された「求める人物像」は、採用フェーズのいかなる場面においても軸となるのでとても重要です。

たとえば、適性検査の着目点や面接の質問事項でも「求める人物像」に沿って行うことで、ぶれることなく「優秀な営業」の見極めができるようになるでしょう。

未経験者の採用も視野に入れる

もし営業の経験者採用がうまく進んでいない場合は、未経験者の採用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

採用市場において営業職の求人は多く、常に人材不足感を抱えています。経験者採用にこだわっていては必要人員の確保が難しいため、未経験者の採用を積極的に行っている企業もあります。

営業経験がなくても、サービス業での接客やテレマーケティングなどの経験者も視野に入れて募集するのもひとつの手です。

顧客対応の経験があれば営業に活かせる可能性は大いに広がるでしょう。さらに、経験だけでは計れないポテンシャルを秘めた人材を採用できるかもしれません。

また、意欲の高さにもよりますが、未経験者は新しいことを素直に吸収し、成長が早い傾向があります。一方で経験者は、教育に手間がかからないメリットがありますが、自分のやり方にこだわるタイプの人材の場合、自社の手法に修正するのに時間がかかることもあります。

未経験者向けの研修体制を整えておくことで、「自社で優秀な営業を育てる」という考え方にシフトするのも良いでしょう。

優秀な営業人材の応募を増やすには

優秀な営業人材を採用するためには、求めるターゲット層が魅力を感じるような募集をしましょう。ここからは、ピンポイントで求人情報をターゲット層へ届け、応募への動機づけを行うためのノウハウをご紹介します。

求人情報を今一度確認する

まずは、自社の求人情報を改めて読み直し、改善できるところがないか確認してみましょう。情報が少なかったり、分かりにくかったり問題点はないでしょうか。

就職先を決めることは自分の人生を左右する重要な決断です。そのため、求職者は多くの情報を得たいと思っています。少ない情報や分かりにくい情報では、どのような仕事か判断がしにくいので応募を躊躇するのも当然といえるでしょう。

多くの情報を分かりやすく提供すれば、求職者は実際に働く営業職の自分をイメージしやすくなります。たとえば、具体的な営業先、1日の訪問件数、飛び込み営業の有無、営業以外の作業などもより明確に記載すると、意欲の高い求職者からの応募率が高まるでしょう。

また、営業は成果によるインセンティブなど給与によるモチベーションが大きく影響する職種です。給与についても、より具体的な数字で記載してください。

求人サイトに掲載する

近年、求人媒体は多様化しており、求職者の志向や特性によってさまざまな求人サイトがあります。たとえば営業職に特化した求人サイトや若手や未経験層が多いサイト、ベテラン層に強い、地方採用に強いなどさまざまです。比較検討して適切な求人サイトを選びましょう。

また、求人サイトに掲載することで、応募をただ待つだけでない「攻め」の採用も可能です。スカウトメール機能のある媒体を活用すれば、求めるターゲット層にダイレクトに応募を促すことができます。

採用サイトを運用する

お伝えしてきたように、優秀な人材を惹きつけるには、働くことがイメージしやすくなる多くの情報提供が重要です。どのような求人媒体を見ても、応募する際にほとんどの求職者は企業のホームページを訪問します。そのため、自社の採用サイトの充実は不可欠といえるでしょう。

自社の採用サイトでは、単に企業概要や求人内容の掲載のみではなく、営業社員の一日の紹介やインタビューなど情報を充実させると安心感があります。

ターゲット層に近い社員の活躍を紹介すれば、「入社したら活躍できそうだ」というイメージを持った候補者に注目される可能性も高まるでしょう。

しかし、自社サイトを充実させるには、「専門の会社に頼まないといけない」「会社のWeb担当に頼まないといけない」と悩んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、採用ページの運用を手軽にしていきたいときは、ぜひTalentClip(タレントクリップ)の活用をご検討ください。直感的で操作がしやすく、多数のテンプレートがあるので専門知識がなくても採用サイトをつくることができます。

また、TalentClipはオールインワン型の採用管理システムなので、採用サイトの作成だけでなく、応募者の管理など従来まで別のツールで行っていた採用プロセスを一元管理できます。求人サイトのWorkinやIndeedとの連携もできるので、採用活動の効率をアップさせることも可能になるでしょう。

TalentClipについては下記フォームへお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

まとめ

多くの企業が営業職を募集するなかで、優秀な営業人材を採用することは容易ではありません。まずは自社で求める人物像を明確にし、それに沿った採用活動を行うことが重要です。

そして、より多くの求職者に自社の魅力を知ってもらうために、採用サイトの充実を進めると良いでしょう。

 

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