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【例文付き】必ず返信してもらえるスカウトメールの書き方とは

2021年6月16日

自社に合った人材を確保するために活用したいのが、スカウトメールです。企業から直接、就活生にアプローチができるため、導入する企業も増えています。

返信率の低さに頭を悩ませる企業も多いことから、今回はスカウトメールに返信してもらうためのポイントを詳しく解説します。

初めに知っておきたい!魅力的な件名を付けるコツとは

メールを受け取ったときに、まず件名に目が行く人が多いかと思います。スカウトメールも同様で、件名を見て就活生に「読みたい」と思ってもらうことが大切です。

必ずメールを開封してもらうために、魅力的な件名を付けるコツはどのような点にあるのでしょうか。

簡潔にまとめる

件名は、25文字から40文字程度にするのがおすすめです。あまり長い件名では、途中で切れてしまう可能性があるほか、伝えたいことが分かりにくくなってしまいます。反対に、短い件名では、自社のアピールポイントや熱意が伝わらなくなります。

件名の先頭には、就活生に最も伝えたいことやアピールしたい点を盛り込みましょう。例えば、「東証一部上場○○(社名)で営業として活躍しませんか」というような件名が効果的です。

就活生のプロフィールを反映させる

就活生のプロフィール(名前やスキル、経歴など)が件名に反映されていると、一斉送信ではなく自分だけに送られたメールだということが分かります。

このことで、自分に関心を持ってもらっているという印象を与え、企業の印象を良い方向に持ってもらえる可能性が出てくるのです。そして、本文を読んでもらい、返信につなげられるという流れです。

例えば、「○○の資格をもつAさんへ △△(社名)で働きませんか」や、「Bさんの○○という経歴を拝見しました」など、自分が持っている資格や経歴が活かせると分かる企業に、興味を持ってもらえる可能性が高まります。

良いスカウトメールの特徴

件名の書き方が分かったところで、次は本文の書き方を紹介します。就活生により興味を持ってもらい、返信につなげられるスカウトメールの特徴は、どのような点があげられるのでしょうか。

会社紹介が分かりやすい

スカウトメールの目的は、企業の特長をアピールすることであり、企業の詳細を説明する場ではありません。文字数も限られますので、実績を細かく記載したり会社概要を長く書いたりすることは避けましょう。

メールに組み込むのは、自社ならではの魅力や特長です。他社と差別化できる魅力を、端的に書くようにしましょう。

スカウト理由が具体的

メールの件名にプロフィールを含めることと関連しますが、本文でも具体的に就活生個人の経歴に触れ、スカウトメールを送った理由が具体的であれば、就活生が特別感をもち、メールに注目してくれる可能性がさらに高まります。

ほかの就活生にも使いまわしができる内容はNGであり、相手に寄り添った内容でないといけません。スカウト理由は、メールの序盤に入れるようにしましょう。

返信方法を具体的に促している

就活生は、企業とのやりとりに慣れていないことがほとんどであるため、返信すべき内容がはっきり分からない就活生も多いのです。就活生が返信しやすいように、企業側から提案することが必要です。

メールを読んだ後の返信方法や、具体的な面談候補日など、次の段階に進めることが分かるような文言を入れると、就活生も前向きに検討できます。例をあげると、次のような返信が理想的です。

「4月15日から4月20日の中で、ご都合はいかがでしょうか。ご都合がつく日がありましたら、このメールにご返信ください」

Eメールのほかに、近年ではSNSやSMSを活用したメールのやりとりも増えているため、企業が活用している返信方法をスカウトメールの中に盛り込んでおくと、企業の取り組みのひとつとして就活生に伝わることでしょう。

スカウトメールの例文

これまで解説したポイントをおさえると、就活生にとって魅力のあるスカウトメールとはどのような内容となるのでしょうか。例文を紹介します。

「<件名> ○○様が持っておられる△△の資格を活かしてみませんか

◇◇大学 ○○様
はじめまして。株式会社□□採用担当の××と申します。
この度、○○様の経歴を拝見させていただき、現在弊社が求めている△△の資格保有者でいらっしゃったことから、ご連絡を差し上げた次第でございます。

弊社は、国内外に広く事業を展開しており、取引先も増加の一途をたどっております。今後さらにビジネスを拡大するにあたって、○○様が保有していらっしゃる△△の資格がとても重要なポイントとなってまいります。
○○様がこれまで学んでこられた知識と、資格取得までに勉学を重ねてこられた努力は、私共が求めている存在そのものでございます。
国内においても、営業所の拡大を計画しており、△△の資格をぜひ弊社で活用いただければと存じます。

つきましては、もし○○様が弊社に興味を持っていただけるということであれば、一度直接お話させていただくことは可能でしょうか。
弊社の都合で大変恐縮ではございますが、〇月〇日から〇月〇日の間で、スケジュールをお教
え頂ければ幸いです。メール、電話どちらもご連絡をお受けできますので、ぜひご検討頂けたらと存じます。
ご多忙かと存じますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
○○様からのご返信を、心よりお待ち致しております。

連絡先  090-○○○○-○○〇〇
***********@****.co.jp」

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まとめ

スカウトメールを上手に取り入れ活用することで、企業と求職者のミスマッチを減らすことが可能です。そのうえ、条件が合いそうな人に直接連絡するため、求人にかかるコストを大幅に削減できる場合もあります。

今回ご紹介したスカウトメールの作成方法を参考にしていただき、御社の採用活動に役立てていただければ幸いです。

 

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