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TikTokの採用活動ってアリ?メリットと動画を作る方法を徹底解説

2023年3月22日

TikTokは、簡単な操作で短時間の動画を作成、投稿できるSNSです。注目を集めるコンテンツを提供できれば誰でもインフルエンサーになれる可能性を秘めており、特に10代~20代に人気があります。

そんなTikTokを採用活動の一環として利用する企業も出てきています。
本記事では、TikTokで採用活動をするメリットや方法、成功させるためのポイントなどを紹介していきます。

TikTokで若い世代に向けた採用活動をしようと検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

TikTokで採用活動をする3つのメリット

TikTokで採用活動を行うメリットは、主に以下の3つです。

・情報を短く伝えられる
・拡散性が高い
・コストがかからない

では、順に見ていきましょう。

情報を短く伝えられる

TikTokは、短時間の動画を簡単に投稿することができます。TikTokを採用活動にもちいると、求職者に知ってほしい情報を手短に伝えられ、なおかつ文章や写真よりも伝えやすいメリットがあります。

長い文章を読むのが億劫という人にも、TikTokであれば伝えたい情報を短時間に詰めて紹介できます。

また、TikTokでは、企業のリアルな雰囲気を映し出すことが可能です。求職者と企業とのミスマッチを未然に防ぎつつ、社風に合った人材を採用しやすくなります。加えて、育成費用の損失回避も見込めます。

企業側は採用時に伝えたい情報を短時間の動画で伝えられ、求職者側は知りたい情報や企業の雰囲気を瞬時にキャッチできるので、双方にとってメリットがあるといえるでしょう。

拡散性が高い

TikTokは、YouTubeやInstagramなどのSNSと違い、検索されずに動画が視聴されるケースがあることから、新規の投稿者でも再生回数をとりやすいです。

再生回数が増えると、その分、会社の認知度が上がります。動画が注目を集めてバズることができれば、より多くの若者が会社を認知してくれるでしょう。

TikTokで採用活動を行うことで、会社に合った人材の採用だけでなく、会社のブランディングにもつながるのです。

コストがかからない

ネット求人や紙媒体の求人など、求人広告を出すと費用が発生します。先行投資型だと上位掲載のために多くの費用がかかりますし、成果報酬型だと採用決定時に費用が発生します。

しかし、TikTokは動画を無料で投稿できるため、コストがかからずに採用活動を行えるのです。コストゼロで若い世代に採用活動をできるのは、企業にとって嬉しいメリットでしょう。

さらに、TikTokの場合、感覚でわかるくらい操作が簡単です。少なくとも、ホームページに掲載するような本格的な採用動画を作るより、作成するハードルは低いといえるでしょう。

若い人の目に触れやすく、事業内容も伝えやすい、そしてコストをかけずにできることが、TikTokで採用活動をするメリットです。

TikTokで採用活動をする方法

TikTokで採用活動をするメリットを把握したものの、多くの人が疑問に感じることが「どうやってTikTokで採用活動をするのか」という点でしょう。

TikTokで採用動画を作って投稿するのが難しいと感じる人もいると思いますが、実はそれほど難しいことではありません。

ここでは、TikTokで採用活動をする具体的な方法や流れを紹介していきます。

動画の内容を考える

まずは、どんな動画を作るかを企画、立案します。

簡単なものから凝ったものまで、どのような動画でも問題ありません。必要なのは、「TikTokを通じて何を伝えたいかを考える」という点です。

たとえば、会社の雰囲気を伝えたい場合は先輩と後輩が仲良くしているような動画にする、企業のブランディングを目的にする場合は社長自らが動画に出演するなど、さまざまなやりようがあります。

ここで注意したいのが、自社情報を全面的に出して採用活動をしている感を出さないことです。

TikTokのユーザーが求めているものではない自社情報の動画などを投稿しても、採用につながることは少ないでしょう。

どの層をターゲットにするか、何を伝えたいか、モラルに反したような企画ではないかなどを意識したうえで、どんな動画を作るか企画しましょう。

動画の撮影をする

企画、立案をして準備ができれば、早速動画を撮影します。

レコーディングはアプリで直接行うことができ、ボタンひとつで簡単に撮影できます。撮影した動画は、スマートフォンに保存されます。

注意点としては、自然体で動画撮影に臨むことです。変にカッコをつけたり意識したりすると、PR感を出て視聴者が身構えるおそれがあります。自然体で撮影することで、本来の良さが伝わりやすいでしょう。

また、動画を撮影するときは、縦向きで撮るようにしてください。プラットフォーム上、横向きの動画よりも縦向きの動画の方が見られやすいためです。

動画の編集をする

動画撮影をしたあとは、最後に動画の編集を行いましょう。基本的な編集は、BGM、テキスト、エフェクトの3つです。

BGMは、激しいものから落ち着いたものまで、種類がたくさんあります。BGMだけでなく、楽曲を選ぶこともできます。撮影した動画に合うような流行りのBGMを付けると、視聴者に見てもらいやすいでしょう。

テキストは、動画の目的に合うようにしつつ、読みやすいように動画背景を考えて色を選択するようにしましょう。入力数は170文字が上限で、色だけでなく、フォントやテキストの表示時間なども設定できます。

同じような動画になって視聴者に飽きられないよう、エフェクトも交えて動画を編集してみましょう。

TikTokで採用活動を成功させるためのポイント

TikTokで採用活動を成功させるためのポイントは、主に以下の3つです。

・ユーザーが求めているものを知る
・社員の協力を得る
・動画制作に時間をかけすぎない

TikTokで採用活動をしようとしても、ただがむしゃらに動画を投稿しているだけでは意味がありません。ポイントを踏まえてTikTokを活用することが、採用活動を成功させるうえで大切です。

ユーザーが求めているものを知る

TikTokで採用活動をする際、採用したい気持ちが全面に出すぎて、会社が伝えたいことだけを動画にしてしまうことがあります。

ただ、それでは採用活動は成功しません。TikTokで採用活動を成功させるには、まずユーザーが求めているものを知りましょう。

採用活動を行っている場所は、あくまでTikTokです。TikTokのユーザーが見たい内容でないと、どれだけ動画を出しても興味をもってもらえません。

TikTokのユーザーがどんな内容のものを見たいのかをリサーチし、ニーズに合った動画コンテンツを作りましょう。

基本的には、面白いものやトレンドを取り入れたものが受け入れられやすいです。ほかの動画を確認するなどして、どのような動画がトレンドで面白いのかを調査してみましょう。

社員の協力を得る

TikTokで採用活動を成功させるには、社員の協力を得ることも重要です。

TikTokの動画を作る際、動画撮影や編集など、時間を割く必要があります。これをひとりで行うとなると、それなりに時間がかかってしまいますし、何も伝えていないとほかの社員に迷惑がかかるかもしれません。

TikTokで採用活動を行う理由や期間など、社員に伝えたうえで、社員と協力してTikTokを運用しましょう。

モチベーションを高める、維持するためにも、再生回数が伸びた場合は会社で共有すると良いです。社員一丸となってTikTokによる採用活動を継続すると、より成功する可能性が高くなります。

動画制作に時間をかけすぎない

TikTokの採用活動はあくまでもサブです。TikTokの動画製作に時間をかけすぎて、普段の業務に支障が出てしまう事態は避けましょう。

1日に数本単位で動画を投稿することはできますが、基本的に長続きしません。1日に使うTikTokの動画製作時間を1時間程度に押さえて、投稿ペースを2日に1回にするなどして、長く続けましょう。

投稿ペースよりも継続を意識することが、TikTokで採用活動を成功させるポイントなのです。

採用活動をより効果的に行う場合は、TalentClip(タレントクリップ)をご利用ください。

TalentClipでは、自社の採用ページを簡単に作成できます。スマホとパソコン、どちらでも対応可能です。

TikTokで動画を投稿し、プロフィール画面に採用ページを埋め込んで誘導することで、多くの人に自社情報を見てもらいやすくなります。

TikTokの採用活動と同時に、TalentClipの利用もぜひ検討してみてください。

まとめ

今回は、TikTokで採用活動をするメリットや方法、成功させるためのポイントなどについて紹介しました。

TikTokは若い世代を採用する媒体として有効的で、コストゼロではじめられることから、さまざまな企業が採用活動の手段として採用しています。

本記事で紹介したポイントを押さえたうえで、この機会にTikTokで採用活動を行ってみてください。

 

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