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採用ページに社員紹介を乗せるのは効果的!得られる効果とは

2023年3月22日

近年、多くの求職者が採用ページを閲覧することから、採用ページを用いて自社の魅力を伝える企業が増えています。採用ページを活用することで、職場環境を紹介したり、自社製品・サービスを魅力的にアピールしたりすることができ、ターゲットとなる求職者に関心を与えることができるでしょう。

採用ページの代表的なコンテンツに社員紹介ページがあります。実際に社員が働いている内容や姿勢を確認できるため、自社の魅力を伝えやすいです。そのため、社員紹介ページの掲載を検討している企業も多いのではないでしょうか。

今回は採用担当者向けに、採用ページに社員紹介を掲載する効果と作成時のポイントを紹介します。

社員紹介ページの目的

社員紹介ページを作成する主な目的は、以下の3つです。

・応募者の増加
・求職者の不安解消
・会社の魅力を伝える

この項目では、それぞれの目的を詳しく解説していきます。

応募者の増加

大きな目的として応募者の増加があげられます。実際に働いている社員の生の声を届けることで、職場の雰囲気や会社の魅力を知ってもらえます。求職者に具体的な情報を与えることで、自社に対する興味や関心を高められるでしょう。

そのため、社員紹介ページは単調な文章にならないよう工夫する必要があります。たとえば、文章内に社員の写真を入れたり、動画を挿入したりして、閲覧しやすいページを作ることを心がけましょう。

求職者の不安解消

新卒・中途のどちらも、入社前は会社のことが良く分からないため、不安を抱えています。

自社のPR文章のみでは伝えられないオフィスや働くメンバーの雰囲気を知ってもらう方法として、社員紹介ページの作成は最適です。

役職などの簡単なプロフィール紹介に加えて社員インタビューを掲載することで、会社の中身が分かりやすくなり、求職者の不安を払拭できるでしょう。

会社の魅力を伝える

社員紹介ページでは、実際に働く社員の視点からオフィスの雰囲気だけではなく、どのような福利厚生があり、どのような経営方針のもと事業が行われているかを求職者に伝えられます。

経営者目線の内容だけではなく、社員目線で求職者が気になる質問に答えてもらうことで、具体的な仕事の内容・やりがいを求職者にアピールできることがメリットです。社員たちが感じる魅力は、経営者側が伝えたいポイントよりも求職者の心に響きやすいことがあります。

社員紹介ページの作成方法

社員紹介ページを作成するときは、淡々とした内容にならないよう、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

この項目では、社員紹介ページの作成方法とそれぞれのポイントを紹介します。

掲載する従業員の選定

社員紹介ページに掲載する社員の選定基準は、応募してほしいターゲットが親近感をもってくれる相手かどうかです。たとえば、新卒向けの場合は年齢の近い20代や30代の社員が適切です。求職者が入社後の将来像をイメージしやすい重要なポジションに就いている社員も選び、紹介しましょう。

また、既卒社員向け社員紹介ページの場合は中途入社の社員を紹介したり、育児と両立したい求職者へアピールしたいときは産休取得の経験がある社員を紹介したりと、ターゲットとなる求職者に合わせた従業員を選定しましょう。

掲載項目の決定

アピールしたいポイントを整理するためにも、掲載項目はあらかじめ決めておきましょう。一般的な社員紹介のインタビュー項目は以下のとおりです。

・会社の入社理由
・今のしている仕事・業務内容
・やりがい・難しさ
・将来どうしていきたいか
・応募者へのひとこと

仕事や業務内容に関するインタビューは、具体的にイメージできるよう社員には答えてもらいましょう。

たとえば「営業です」と答えるよりも「取引のあるお店に新商品の紹介をしたり、売り方の相談にのったりしています」と答えるほうが、求職者も仕事内容を具体的にイメージしやすいでしょう。個々のストーリーを交えて答えてもらうと、より伝わりやすい魅力的な内容になります。

掲載形式

どのような掲載形式を採用するかも、あらかじめ決めておくべきポイントです。形式に合わせて、最終的な文字数やインタビュー項目の数を調整します。

社員紹介ページで取り入れられる主な掲載形式は、以下の2タイプです。

ブロック式

ブロック式は、質問や話題ごとに作成する方法です。1人または1項目あたり500文字程度に抑え、合計文字数は1,500~2,000文字程度を想定してまとめましょう。

社員に自由に答えたり語ったりしてもらうことで情報量が多くなりやすく、濃い内容を伝えることができます。掲載写真が複数あれば、求職者の実際に働くイメージも膨らみやすくなります。

ただし、文字数が多いことで淡々とした内容にならないよう、注意しなくてはなりません。起承転結を意識したストーリーを盛り込むなど、読み手が詳しく企業を知りたくなるような構成や工夫が必要です。

一問一答式

一問一答式は、いわゆる「Q&A形式」で、簡潔に質問と答えを羅列していく方法です。質問内容がこまかく分けられ、回答も簡潔にまとまっているため見やすいうえ、求職者は知りたいことを効率良く見つけられます。

文字数は、1問あたり100~200文字程度が読みやすいでしょう。

また、社員紹介ページを掲載するホームページ作り並行して進めましょう。しかし、いちからサイトを構築するのは容易ではなく、掲載したい内容によっては専門的な技術を要する場合もあります。

そこで、手軽にリクルートサイトを作成したいときは、TalentClip(タレントクリップ)が最適です。専門的なホームページ作りの知識や技術は不要で、フォーマットを選び、使用したい文章や画像を取り込むだけの簡単に採用ページを作ることができます。

採用ページの内容を求人サイトに掲載することができるため、効率的に活用することも可能です。

運用方法も解説しており、初めての方でも安心して採用ページの作成から運用まで行えます。

TalentClipの利用や、より詳しい特徴を確認したい場合は、お問い合わせください。

社員紹介ページを作成する上でのポイント

最後に、社員紹介ページをスムーズに作成するためのポイントを紹介します。

掲載写真は豊富に

先ほど解説したとおり、文章のみの採用ページや社員紹介ページは、短時間での離脱につながります。淡々とした印象を払拭するためには、掲載写真を多めにしてページにメリハリをつけることが重要です。

掲載する写真は、たとえば以下のものが良いでしょう。

・社員(インタビュー回答者や働いている社員の姿など)
・オフィス風景
・会社の代表的な商品・サービス

なかにはプロのカメラマンに撮影を依頼して、印象を明るくしてもらう企業もいます。

スケジュール調整は早めに

社員紹介ページに掲載する情報は、実際に社員へインタビューを行ったり、作業シーンを撮影したりしなくてはなりません。部署によっては社員が出払うことが多く、インタビュアーの日程と社員のスケジュールが合わないこともあります。

予定どおりにインタビューができなかったときの可能性も想定したうえで、スケジュール調整は早めに行いましょう。

まとめ

企業の採用ページを盛り上げるコンテンツとして、社員紹介ページは大きな効果が期待できます。求職者と近い年齢や経歴をもつ人材のインタビューや経験談を掲載することで、ターゲット層へのアプローチにつながります。

社員紹介ページや採用ページ作りでつまずいている方は、TalentClip(タレントクリップ)もぜひ活用してみてください。フォーマットに必要事項を入力したりデータをアップロードしたりするだけで、訴求力の高い採用ページが完成します。

 

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