
新卒採用が初めてでも大丈夫!採用活動の流れと成功法を解説
企業の将来を見据えた場合、新卒採用は重要な戦略のひとつです。初めて新卒採用を担当するとき、何から始めたら良いのか迷ってしまう方がほとんどではないでしょうか。
今回の記事で、新卒採用の流れや成功するためのコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
初めての新卒採用、何からはじめれば良い?
新卒採用市場は毎年変化しますが、採用までの基本的な流れはほぼ同じです。まず大まかな流れを紹介します。
1.採用計画を立てる
最初に、採用計画を立てます。採用計画とは、採用したい人数や人物像、説明会や面接のスケジュール、採用連絡から就業開始までの日程などを含んだ一連の流れのことです。
2021年度以降の新卒採用に関しては、経団連が指針を策定しないことが決定されていますが、急激に変更してしまうと企業・学生双方に混乱をきたす恐れがあるため、当面はほぼ同じスケジュールで継続されるといわれています。
2.母集団形成を行う
母集団形成とは、自社に興味や関心をもっている学生を集めることです。単に学生を数多く集めるだけではなく、求める人物像と採用したい人物像が合っているかどうかがカギを握ります。
新卒採用において母集団形成を行うには、求人サイトに掲載する、会社説明会を開く、大学訪問を行う、SNSで情報を発信するなどがあり、これらの方法で学生からのエントリーを集めていきます。
3.選考
母集団形成が完了したら、選考を行います。ここで重要なのは、面接官同士で選考基準を共有することです。面接官の主観で決めると、求める人物像とマッチした人材が見つけられなくなってしまうためです。質問内容も、ある程度のところまで決めておくと、統一感のある選考ができます。
4.内定者フォロー
内定を出しても、学生が確実に入社してくれるとは限りません。内定後のフォローを適切に行うことで、内定者に自社を選んでもらうようにアプローチしていきましょう。
たとえば、内定後も定期的に連絡を取る、社員と交流をもつ機会を提供する、セミナーを開く、インターンとして受け入れる、業務知識についてのオンライン学習を行うなどといった方法があります。
初めての新卒採用はココが難しい!
初めて新卒採用を行う企業にとって、手探りの状態で準備を進めていくことが多いのではないでしょうか。特に多くの企業がぶつかる「壁」には、次のようなものがあります。
応募が集まらない
新卒採用が初めてだと、学生にとって企業の認知度が低いことで、応募が集まらない結果につながってしまいます。過去の応募事例もありませんので、情報が得られずに応募しづらいと感じてしまうのです。
採用スケジュールの立て方がわからない
採用スケジュールをどのように立てたら良いのか分からず、就活ルールにのっとって採用活動をはじめても、すでに活動をはじめている競合他社に遅れをとってしまうということもあります。
遅れをとらないようにしたくても、いつから何をはじめれば良いのかがつかめず、担当者は悩むことになるでしょう。
内定辞退が相次いでしまう
せっかく内定を出しても、適切なフォローを行わないと、辞退が相次いでしまうケースも多く見られます。辞退を想定せずに内定者人数を組んでしまうと、人数調整がうまくいかなくなることがあるのです。
学生が不安を感じないように、定期的に連絡する、同期となる内定者同士で顔を合わせる懇親会を開く、社内イベントへの参加を案内するなど、こちらから定期的に連絡をとることが大切です。
初めての新卒採用を成功させるための3つの方法
初めての新卒採用を成功させるためには、どのような対策をすれば良いのでしょうか。3つの方法を紹介します。
1.採用したい人物像は明確にする
まずは、採用したい人物像を明確にします。そして、そのターゲットによって採用戦略を決めましょう。人物像を明確に決めておけば、求人広告に載せるメッセージを考えるときにも、イメージしやすくなります。
人物像はできる限り細かく設定してください。「このようなときには、こういう対応ができる人・こういう考えができる人」など行動特性まで落とし込むことが重要です。
2.自社に合った採用手法を取り入れる
求人広告を載せるだけではなく、採用手段はさまざまあります。
近年、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用など、企業側から学生にアプローチをする採用方法も主流となってきています。企業が優秀だと感じる欲しい人材に向けて直接声をかけることが可能です。
認知度が低い企業でも、学生にしっかりとアプローチすることができるので、初めて新卒採用をする企業にも向いているといえるでしょう。
3.採用に役立つツールを活用する
新卒採用を成功させるためにはツールの活用も検討すると良いでしょう。最近の新卒採用ではSNSの活用も欠かせなくなってきています。
学生にとって身近なSNSを使うことで、接点をもちやすくなり、選考応募にもつながりやすくなるでしょう。
また、採用管理システムを導入するのもおすすめです。採用に関する業務をひとつのシステムで行うことができるので作業効率が上がります。効率化できた分をほかに必要な作業に使うことが可能です。
初めての新卒採用ならTalentClipがおすすめ!
初めて新卒採用を担当するとき、TalentClip(タレントクリップ)を使って採用活動を行うと、スムーズに業務を進めることができます。ここでは、TalentClipの機能について詳しく紹介します。
特徴1:オールインワン型の採用管理システム!
TalentClipは、母集団形成から採用業務の効率化まで行える、オールインワン型の管理システムです。書類選考などの応募者管理から、面接日程の調整、就活生とのやり取り、入社後のフォローまで、すべてひとつのシステムで一括して行うことが可能です。
採用活動を効率良く行えるようになります。
特徴2:専用の採用ホームページが作れる!
現在の就活生は、企業のホームページを閲覧し、就活情報をリサーチしている傾向が強くなっています。そのため、ホームページの中で採用に関するページをしっかりともっておかなくてはいけません。
TalentClipでは、Wordを使うのと同じ感覚で、企業専用の採用ホームページが簡単に作成できます。就活生に伝えたいポイントを整理し、画像を配置して、テキストを書くというシンプルな流れであるうえ、テンプレートもご用意していますので、初めて採用を担当する方でも安心です。
特徴3:母集団形成に最適!タレントプール機能
TalentClipには、「タレントプール機能」が備わっています。これまでにコンタクトがあった人材を「タレント」と呼び、データベース化することでスムーズに母集団形成することが可能です。
求人サイトのWorkinと連携しており、採用ホームページの情報を掲載できます。そのほか、「Indeed」「求人ボックス」「スタンバイ」「Googleしごと検索」とも連携可能です。
TalnetClipの機能を活かして採用活動を行ってみたいという方はぜひお問い合わせください。
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また、新卒採用を成功させたい方は、以下の資料にて採用に役立つ情報を紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
採用・求人に関する詳しい資料のダウンロードはこちら
まとめ
はじめて新卒採用をする方であっても、あらかじめ採用のおおまかな流れを把握しておき、適切なタイミングで求職者をフォローすることを心がけておけば、欲しい人材を獲得することができるでしょう。
そのためには、採用したい人物像を明確にし、自社に合った採用手法で求職者にアプローチしていくことが大切です。