採用力をクリエイトするメディア
注目のAI面接とは?メリット・デメリットや活用のポイントを解説

注目のAI面接とは?メリット・デメリットや活用のポイントを解説

2023年3月2日

昨今、新たに登場した採用システムである『AI面接』は、導入が進むオンライン面接とともに、採用の効率化が期待できると注目を集めています。そんな『AI面接』を、自社にも導入したいとお考えの採用担当者もいるのではないでしょうか。

本記事ではAI面接の概要からメリット・デメリット、導入の際に注意したいポイントについて解説していきます。

そもそもAI面接とは?注目される背景には何があるのか

AI(人工知能)はさまざまな分野に応用されており、採用活動では選考のほか面接でも用いられるなど、現在導入が進んでいます。

AI面接とはどういうものか、また、なぜ注目されているのか見ていきましょう。

AI面接の概要

AI面接とは、面接官に人ではなくAIを採用する手法を言います。従来の面接は人である採用担当者と応募者によって行われますが、AI面接ではAIが直接応募者とやり取りを行います。AIの質問に対する回答内容や表情などを解析し、応募者の資質をデータ化します。

AI面接には多様なツールがあり、スマートフォンのアプリでAI面接を行うものや、求職者が質問に答える様子を録画し、送付されたものをAI分析するものなどがあります。

AI面接が増えている背景

AI面接が増えている背景は、AI技術が向上し、人間と変わらない評価がAIでも可能になったことです。客観的評価に有効な手段としてAIが活用されるようになりました。

また、AIにすべての判断をゆだねるのではなく、最終的な判断は人間が行います。そのため、現在の採用プロセスに気軽に取り入れられる点も増加の一因といえるでしょう。

AI面接が企業にもたらすメリットやデメリットを紹介

AI面接を導入する企業は企業規模を問わず増えています。採用活動の負担軽減には効果的とは思えるものの、実際の導入経験がなければ、新しいシステムの実情はなかなか理解できないものです。

そこで、AI面接が企業にもたらすメリット・デメリットを紹介していきます。

AI面接が企業にもたらすメリット

AI面接のメリットとしてまず挙げられるのは、採用コストや担当者の負担を軽減できることです。

AI面接はオンラインで行えるため、面接のための会場を用意する必要はありません。遠方の応募者や採用担当者自身の移動コストも不要になります。企業が交通費を負担するような場合なら、その費用も削減できます。面接候補者のピックアップや面接にかかる時間も抑えることが可能です。

また、企業の認知度の向上や応募者の増加も期待できます。

AI面接の導入は進んでいるものの、導入企業であることは依然として話題性があります。導入が企業認知度の向上につながって応募者が増え、優秀な人材を獲得できるチャンスが高まるのです。

AI面接が企業に与えるデメリット

AI面接は基準データにより合否の判断を行えますが、評価の過程や理由を詳細に説明することはできません。評価基準に基づいた画一的な判断しかできないため、応募者の将来的な可能性を見極めることまでは難しいでしょう。

優秀でも面接が不得手な応募者を不合格にする可能性もあります。評価基準に満たない場合は、にべもなく不適正と判断してしまうからです。

企業がAI面接を活用する方法やポイントは?

AI面接は採用の効率化に有効な手段で、今後ますます普及していくでしょう。
そこで、企業がAI面接を活用していくために押さえておきたい導入方法や活用ポイントを解説します。

AI面接を導入する方法

AI面接を導入するには、AI面接サービスと契約することが必要です。

AI面接サービスには、応募者の資質判断に特化したものや、360°分析を取り入れ、採用のみならず人材育成にも活用できるものなど、それぞれ特徴があります。自社のニーズや採用予定規模に合うサービスを選択しましょう。

AI面接を活用するポイント

AI面接は採用業務を効率化しますが、定性データにもとづく判断となるので、完全ではありません。現実の採用活動では人による判断も重要なので、完全にAI任せにするのではなく、ツールと人の使い分けがポイントとなります。

たとえば、選考段階の初期ではAIを活用してスクリーニングし、最終的な判断は採用担当者が行うなど、両者の強みを活かせる方法を取ると良いでしょう

また、採用要件を明確にすることも、AI面接の活用では重要です。

AIはデータにもとづいて公平な判断ができますが、その元であるデータが不足していれば適切な判断ができません。単純に過去の採用データなどを参照すると、人材の偏りが発生する問題も生じます。

自社に必要な人材の条件や評価項目、基準を明確にして、AI面接の運用を行うことが必要です

採用活動を一括管理できるTalentClipがおすすめ!

採用活動の負担を軽減するにはAI面接の導入も有効ですが、採用活動を一括管理できる「TalentClip」(タレントクリップ)の利用がおすすめです。

TalentClipは、求人募集や応募者管理など、採用活動の一括管理ができるオールインワン型採用管理システムです。IndeedやGoogle、Workinと連携した採用ホームページや求人の作成機能をはじめ、応募者や採用プロセスの管理機能が揃い、採用担当者に集中していた負担の軽減に役立ちます

特に業務の集中する新卒採用では、採用担当者に大きな負担がかかります。TalentClipで管理業務を効率化することで、時間も工数も大きく削減することができます。

その結果、企業と応募者のマッチングや入社後活躍の見極めなど、採用担当者の判断を必要とする業務に集中することができるでしょう。

TalentClipは管理システムの導入のみならず、カスタマーサクセスチームにより導入効果の測定や改善のサポートも行っています。

採用活動の効率化をお望みなら、ぜひTalentClipの導入をご検討ください。

タレントクリップのご相談、お問い合わせはこちら

まとめ

今回は、AI面接についてメリット・デメリットや活用方法について解説しました。

AI面接は時間のかかる面接業務を自動化できますが完全ではなく、最終判断は人が行う必要がある点には注意が必要です。

採用業務の効率化には、AI面接の活用のほかにも弊社TalentClipのような採用管理システムの導入も有効です。採用担当者にかかる負担を軽減し、採用活動の精度を上げたい方はぜひ弊社へご相談ください。

 

この記事をシェア:
採用トレンド採用ノウハウ