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初めての新卒採用|やり方と注意点をわかりやすく解説

2021年5月27日

企業をより発展させるためには、未来のある若者人材の採用が最も重要です。しかし、初めて新卒採用を行う企業の方は、何から準備を行えば良いのか、わからない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、新卒採用を行う際の一般的な流れと、新卒採用を成功させるために知っておくべき4つのポイントを紹介します。

初めての新卒採用!何から準備すればいい?

新卒採用は年間を通して行われるプロジェクトになるため、事前に計画を立て、スケジュールにしたがって採用活動を行います。

ここでは、一般的な新卒採用の流れを見ていきましょう。

一般的な新卒採用の流れ

新卒採用は、主に以下の手順で進めていきます。

1.採用スケジュールの設定
2.採用したい人物像を決める
3.評価基準を設定する
4.採用専用のホームページを作る
5.書類選考、面接
6.内定通知、内定者フォロー

ひとつずつ順番に解説していきます。

1.採用スケジュールの設定

まずは大まかな採用スケジュールを設定します。会社の繁忙期と採用活動が重ならないように、早い段階で予定を押さえておくことが重要です。

2.採用したい人物像を決める

次に、採用したい人物像を決めます。経営陣と現場の社員では求める人物像が異なる場合がありますので、両方の意見を聞いて決定していきましょう。

3.評価基準を設定する

評価基準を設定しないと、面接官の主観による偏った選考が行われてしまう恐れがあります。誰が面接を行っても同じような選考を行えるように、評価基準を設定します。

4.採用専用のホームページを作る

企業のホームページに採用情報を載せるだけでは、会社の魅力や、会社がどのような人材を求めているのかが学生に伝わりにくくなってしまいます。

可能であれば、採用専用のホームページを作り、採用にかける想いを掲載すると良いでしょう。採用専用のホームページは、学生からの関心を高める効果が期待できます。

5.書類選考、面接

選考では、学生を見極めることに意識がいきがちですが、学生からもこの会社が自分に合っているかを見極められていることを忘れずに面接を行うことが大切です。

6.内定通知、内定者フォロー

内定通知後は入社への意識を高めてもらうため、内定者フォローを実施します。内定者の負担にならないように気をつけながら、連絡を取り合い、信頼関係を深めていきます。

まずは新卒採用の目的を明確にしよう

採用活動を始める前にやるべきことのひとつに、新卒採用の目的を明確にすることがあげられます。

なぜ、新卒採用の目的を明確にしなければならないかというと、社員全員に新卒採用を行う理由を理解してもらい、協力してもらう必要があるからです。
これまでの採用活動では社員に協力してもらうシーンは少なかったかもしれません。しかし、新卒採用では学生に向けてアプローチを行う機会が多くなります。

たとえば、会社説明会や採用イベントで業務内容や職場の雰囲気を学生に伝える際、採用担当者よりも現場の社員から話をしてもらった方が、より学生の関心を高められます。

また、学生に会社見学に来てもらったり、学生と社員の座談会を開いたりするためには、社員の協力なしに開催はできないでしょう。

新卒採用を行う目的を明確にし、全社員に周知し協力してもらうことで、スムーズな採用活動が行えるようになるのです。

新卒採用を成功させるために知っておきたい4つのポイント

新卒の採用活動にはさまざまな工程があり、どの工程もおろそかにできません。しかし、それぞれの工程の要所をつかむことで、採用活動を効率よく行えるようになります。

ここでは、新卒採用を成功させるために知っておきたい4つのポイントを見ていきましょう。

採用設計

採用設計は採用活動の骨組みとなる部分です。ここで決めたことが成果に大きな影響を与えるため、経営陣との綿密な打ち合わせが必要になります。

採用設計では、主に以下の内容を決定します。

・採用活動の予算取り
・人員の手配
・採用スケジュールの設定

採用活動が始まってからでは、修正が難しくなります。採用設計をする際は十分な時間を確保して内容を固めていきましょう。

母集団形成

母集団形成は、自社に興味のある人材を集めることです。母集団形成で多くの学生を集めることができればエントリーに進む学生も多くなるため、採用活動の中でも力を入れたい活動のひとつです。

しかし、ただ人数を集めるだけでは自社の求める人材を採用できる確率は高くなりません。母集団形成では、採用したいと思える人材を多く集めることが重要なポイントといえるでしょう。

学生へのアプローチ

学生は限られた時間の中で就職活動を行うため、知名度の低い中小企業の存在は学生の目に止まりにくく、待っているだけでは応募者は集まらない可能性があります。

自社の求める人材を採用するためには、合同企業説明会に参加したり大学へ訪問したりして、気になる学生に積極的にアプローチしていきましょう。

内定者フォロー

優秀な人材は、ほかの企業からも内定をもらっている可能性があるため、内定を出しただけでは入社してもらえるとは限りません。

内定を出した後は、内定者に自社を選んでもらうために内定者フォローを行う必要があります。内定者フォローでは、内定者とこまめにやり取りをしたり、座談会や研修会などを開催したりして、入社の動機づけを行いましょう。

新卒採用ならTalentClip(タレントクリップ)がおすすめ!

新卒採用を始めるなら、母集団形成から内定者フォローまでサポートしてくれる、TalentClip(タレントクリップ)がおすすめです。

TalentClipは、自社に興味のある学生の情報や採用活動の進捗まで、採用に関わる業務を一括管理できるため、忙しい採用担当者の方の業務負担を軽くできます。

また、採用専用のホームページも作れるので、より多くの学生に自社の魅力と求人情報を発信できるでしょう。

まずはこちらの資料をご覧になり、採用に関する最新情報をチェックしてみてください。

TalentClipでは、採用に関するご相談もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

新卒採用の一般的な流れと、新卒採用を成功させるために知っておきたいポイントを解説してきました。

新卒者は、社内に活気を与え、会社の未来を支えてくれる貴重な人材です。新卒採用を成功させるためには、新卒採用を行う目的を全社員に周知し、採用活動に協力してもらうことが重要です。

ぜひこの記事を参考にして、新卒採用を進めてみてください。

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