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なぜうちの会社には誰も来ないのか|求人に応募してもらう方法とは?

2023年3月3日

採用活動を行っている会社が最も困るのは、求人を出しても誰も来ないときではないでしょうか。

なぜそのような事態になるのか、原因を把握しなければ解決は難しいでしょう。

今回の記事では、求人に誰も来ない理由について解説し、応募が集まる会社のポイントについても紹介しますので、現在人材の確保でお悩みの方はぜひ参考にしていただければと思います。

どうしてうちの会社の求人には誰も来ないの?

応募者が来ないのには何かしら理由がありますので、考えられる原因について解説します。

給与が安い

やりがいがあり楽しい仕事であっても、ほとんどの人は収入を得るために働いています。

いくら業種や職種にやりがいを感じていても、給与が安ければ生活に影響が出るため、低賃金のまま働き続けることは難しいでしょう。

もちろん待遇には給与以外にも
・シフトのコントロールがしやすい
・残業なし
・土日祝祭日休み、夏季休暇などで年間休日が多い
・育児休暇や介護休暇の体制が整っている など

人によっては、労働日数や時間が少ないこと、勤務日をコントロールしやすいシステムなどを重視する場合もありますが、仕事量が同じであればやはり収入の高さが求人を決める要素になりやすいです。

特に競合他社が多い仕事では、給与条件を比較して考える求職者も少なくありません。

相場と同程度の収入を見込める場合に、福利厚生や会社の雰囲気などを加味するという方も多く、相場を下回っていると最初から候補に入らない可能性が高くなります。

そのため、最低でも競合の出している求人などを調査して、同レベルの給与水準は必要になるでしょう。

給与は仕事へのモチベーションにつながる大きな要素になるため、会社自体に魅力があったとしても、賞与や昇給が期待できないところには人が集まらなくなります。

求める条件が高すぎる

企業側からすると、同じ給与を支給するなら、より高い技術や豊富な知識を身につけていて、将来性のある優秀な人材を雇用したいでしょう。

しかし、人材に求める条件が高くなりすぎると、求人に誰も応募しなくなるかもしれません。

特に中途採用で即戦力を求めているときは、実績のある経験者を必要としますので、応募条件が厳しくなる傾向にあります。

もしも現在出している求人に人が集まらないときには、内容の見直しをする必要があるかもしれません。

例えば、一般事務の募集に対して簿記2級を条件にしていれば、事務経験者であっても該当する人は少なくなるでしょう。

専門スキルや資格などが必須ではない業種であるにもかかわらず、有資格者のみを求めていると応募数は一気に減ることとなります。応募資格が求人に最適かどうか、今一度チェックしてみることは重要です。

本当に必要な条件を厳選して、一部緩和できる部分がありそうなら検討しましょう。受け入れる幅を広げることで応募は増えやすくなります。

まずは人が集まらなければ意味がありませんので、あれこれ多くのものを望みすぎないようにしましょう。

求人票に記載されている情報が薄い

求人票に載せることができる情報には限りがあるものの、簡潔にし過ぎると内容が伝わらない可能性があります。

特に現代は、事前にできる限り多くの情報を求める傾向があり、業務内容が詳しく書かれていない場合、求職者は応募をためらうかもしれません。

データ入力や電話対応だけの文言では、行う作業は伝わりますがそれ以外のことは分からないでしょう。

どのような入力作業があるのか、誰からの電話に対応する業務なのか、求職者の目線に立って分かりやすい情報提供に努める必要があります。

さらに、業務内容すら伝わらない言葉に「雑務」がありますが、この内容で良いイメージを持つ方は少ないでしょう。

仮にさまざまな対応が求められる仕事であっても、安心して応募できるように代表的な業務を提示するようにしてください。

また、情報が少ない割にアットホームさや働きやすい雰囲気だけをアピールしている求人票は、逆に警戒されることがあります。

「仕事内容が公表できないのに働きやすいのだろうか?」など不信感につながる可能性もあるので、業務については誰が見ても分かりやすいように記載しましょう。

人が集まる会社がやっている2つのポイント

人を集めることに成功している会社を知ることで参考になる部分も多くあります。ここからは、人材確保ができている企業のポイントについて紹介しましょう。

会社の認知度を上げる仕組みを作っている

人を集めるためには、まずは企業のことを周囲に知ってもらうことが重要で、認知度の高い会社は応募が集まりやすくなります。

同じ仕事で待遇の求人であれば、やはり知っている会社に入社したいと考える求職者は多いでしょう。

反対に、認知度の低い会社には人が来ないといえます。

そのことを熟知している会社は、人材確保のために認知度を上げるための取り組みを実施しているのです。

例えば、ホームページを作成することで、どのような仕事をしているのか、何を目指しているのかなど自社をアピールすることができます。

ホームページを作り上げるためには、専門的な知識や技術が必要で、外注する場合も高い費用がかかるでしょう。

予算の確保が難しい場合でも、最近ではSNSという情報発信のツールがあります。

SNSは基本的に無料で利用でき、多くの人に向けて発信できることや、文字だけでなく写真や動画が自由に公開できるのが魅力です。

会社の認知度が高くなれば求人に人が集まりやすくなりますので、すぐにでも情報の発信を始めることをおすすめします。

さまざまな求人媒体を利用している

現在は、ハローワークや求人サイト以外にもさまざまな求人媒体があり、求職者もそれに合わせて多くの媒体を利用しています。

人が集まる会社では、窓口を増やすために複数の媒体に求人を掲載して、より多くの人の目に止まる可能性を増やしているのです。

応募が来ないと悩んでいる方は、特定の方法で募集を続けていませんか。もしそうであれば、ほかの手段の併用も必要かもしれません。

効率良く求人情報をアピールするならTalentClip(タレントクリップ)がおすすめ!

認知度を高めて求人媒体を増やすことは、重要ですが容易なことではありません。担当者の労力と多くの時間が必要になることでしょう。

そこで、より効率的に求人情報をアピールする手段として、採用管理ツールであるTalentClip(タレントクリップ)の活用がおすすめです。

こちらのツールでは多彩な機能が利用でき、簡単に専用の採用ホームページも作れます。

作り方も簡単で、必要な情報を入力するだけで求職者に伝えるべき内容を分かりやすく整理できるでしょう。

採用ホームページを作ると大手求人サイトとも連携が可能になるので、より多くの人に自社の存在と求人情報をアピールできます。

もちろん、採用に関する業務を効率化することもできますので、ぜひお気軽にお問合せください。

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まとめ

今回は、求人を出しても誰も来ないときの原因と対策について解説しました。

待遇面が競合よりも劣っている、人材に求める条件に無理があるなど、人がまったく集まらないときにはこれらの原因があるかもしれません。

応募者が多い企業は、求人内容が適切なだけではなく、認知度が高く複数の求人媒体を利用しているのが特徴的です。

効率良く会社と求人情報をアピールするためには、採用ツールを活用することも大切になるでしょう。TalentClipなら、採用ページ作成など母集団形成に必要な機能が多数あるため、おすすめです。採用の集客でお悩みなら、ぜひご検討ください。

 

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