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転職フェアの効果を上げる方法!参加するなら知っておきたい出展のポイント

2023年3月13日

採用活動に力を入れているものの、思うような人材が応募してこないと悩む採用担当者も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、「転職フェア」です。

転職フェアには、求人サイトなどを使った採用活動にはないさまざまなメリットがあり、自社に合う人材を見つけたり、母集団を形成したりするのに役立ちます。

今回は転職フェアの概要や効果などについて解説しますので、採用活動が思うように進まず悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

転職フェアは転職希望者と出会える絶好の機会!

転職フェアとは、中途採用を行う企業と転職希望者をつなぐイベントのことです。イベント会場内に複数の企業の採用担当者と転職希望者が集まり、各企業のブースで面談や会社説明などを行います。

大きな転職フェアだと、企業ブースだけではなく、講演会やキャリア相談会が開催されるなど、さまざまなイベントが催されることもあります。転職希望者にとって役立つ情報が得られることから、多くの転職希望者が参加します。

転職フェアの大きなメリットは、企業の社員と転職希望者が直接対話できることです。実際に会うことで、企業側は転職希望者の人となりがわかり、転職希望者側は企業の雰囲気が把握しやすくなります。

メリットたくさん!転職フェアがもたらす効果について

企業の採用担当者と転職希望者が直接会える転職フェアは、採用活動にさまざまな効果をもたらします。

たくさんの求職者と接点を持てる

求人サイトやエージェントなどを利用しての採用活動では、転職希望者が自社に応募してくれないと直接会うことはできません。求人情報を掲載したものの、1件も応募が来ないまま時間が過ぎていくこともあります。

一方、転職フェアの場合は、イベントに参加した数多くの転職希望者とコミュニケーションを取ることが可能です。イベントの規模によっては、数日の参加で100人ほどの転職者と接することもあります。

採用手法にはさまざまな種類がありますが、短期間でこれだけ多くの転職希望者と直接会える方法は、転職フェア以外にはありません。

転職潜在層にもアプローチできる

転職フェアには、転職するかどうか定かではない転職潜在層や、応募先が決まっていない転職希望者も多く参加しています。

転職希望者が企業の社員と直接会ってみたいと思っても、通常はその企業の求人に応募して、面接で話すしかありません。しかし、転職フェアであれば、求人に応募しなくても企業のブースに行くだけで、直接社員と話せます。

転職フェアに参加すれば、そのような転職潜在層や転職希望者に採用競合企業よりも先にアプローチできるため、良い人材が確保しやすくなります。

自社の良さを直接伝えられる

求人票や自社サイトなど、自社の雰囲気や魅力を発信するツールはたくさんありますが、やはり直接会って伝えるほうが伝わりやすいものです。

具体的な業務内容ややりがい、キャリアプランなどについて現役の社員からリアルな話を伝えられるため、転職希望者の入社意欲を高められます。

スピーディーに採用できる

転職フェアのブースではその場で面接ができるようになっており、優れた人材が自社のブースを訪れたら、その日のうちに面接から選考まで済ませる企業もあります。

その場で面接ができなくても、転職希望者と予定をすり合わせて面接の日程を決められるため、採用フローが大幅に短縮できるでしょう。

入社意欲を形成したい!転職フェアの効果を上げるには

転職フェアは、多くの転職希望者と会える、採用フローが短縮できるなどメリットが多い採用手法です。

しかし、ただ単に参加しただけではブースに転職希望者が集まらず、思うような効果が得られない可能性があります。転職フェアの効果を上げ、入社意欲を高めるためのポイントを知っておきましょう。

呼び込み役の人員を配置する

転職フェアには多くの企業が参加するため、ブースで待っているだけではなかなか転職希望者が集まらないことがあります。

ただ待つのではなく、呼び込みの人員を配置して、転職希望者をブース内に誘導するなど、企業側から転職希望者を呼び込む積極性が大切です。呼び込みの人員には、人の目に留まりやすい明るく元気な人を選定にすることで、より目に留まりやすくなります。

人手不足などで社員を配置するのが難しい場合は、転職フェア当日のみ、呼び込みのバイトやイベントコンパニオンを雇用する手もあります。

ブースの人員や装飾で魅力をアピールする

転職フェアで人を呼び込むには、ブース自体を目立たせることも重要です。企業のロゴを装飾したりスポットライトを当てたりして、目に留まりやすく魅力的なブースを演出しましょう。

採用担当者だけでなく、経営層や現役社員などの人員を配置するのもおすすめです。経営層や現役社員と話すと入社後の様子がイメージしやすくなるため、入社意欲の向上につながります。

有意義な面談で丁寧に情報提供する

転職フェアに参加している転職希望者は、基本的に1社だけではなく複数の企業ブースを掛け持ちします。思うような情報が得られない面談や説明では、ほかの企業ブースの印象が強いと、そちらにかき消されてしまうことも考えられます。

転職フェアの面談は時間が限られているため、ニーズを外した情報提供をしている場合ではありません。転職希望者のニーズを聞き取り、自社でそのニーズがどう満たせるのかを丁寧に伝えて、有意義な時間にすることが大切です。職歴などから転職希望者の現状に関連のある情報を提供すると良いでしょう。

効率的に母集団を形成するなら採用管理システムもおすすめ!

たくさんの転職希望者と出会える転職フェアは、母集団形成に役立ちます。しかし、準備に手間がかかる、人手が足りないなどで、参加が難しい企業もあるでしょう。

転職フェア以外の効率の良い方法を求めているのなら、採用管理システムの導入を検討してみてください。採用管理システムを導入すれば、母集団形成はもちろん、採用業務全体の効率化も図れます。

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まとめ

転職フェアは、数日で大勢の転職希望者と出会え、通常の求人募集とは違った採用アプローチができるので、さまざまなメリットがあります。

転職潜在層にもアプローチ可能で、良い人材が確保しやすくなります。採用活動がスムーズに進まず悩んでいる際は、今回紹介した転職フェアの効果を上げる方法などをもちいて、参加してみてはいかがでしょうか。

 

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