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Googleしごと検索の掲載方法を解説!採用を成功させる方法も紹介

2021年6月10日

Google検索には、求人や採用に関するキーワード(クエリ)を入力した場合に、検索結果のトップに求人情報を表示する「Googleしごと検索」という機能があります。

Googleしごと検索はWeb上にあるあらゆる企業の採用ページを自動で収集して表示するという、従来の求人媒体とは大きく異なる仕組みになっているため、「掲載方法がよくわからない」という人もいるでしょう。

そこでこの記事では、Googleしごと検索に求人を掲載する方法や、Google仕事検索と連携できるツールについてくわしく紹介します。

Googleしごと検索に求人を掲載する方法その1

従来の求人媒体では、媒体を運営する企業に料金を支払って採用ページを作成してもらい、求人情報を掲載する流れが基本です。
しかしGoogleしごと検索の場合、Google検索が求人情報と認識した採用ページを収集して表示するという仕様であるため、通常の求人媒体とは掲載方法が大きく異なります。

Googleしごと検索に求人情報を掲載するには、自社で求人用のページを作成し、Google検索がそのWebページを「求人情報である」と認識できるようにしなくてはなりません。具体的な方法を見ていきましょう。

採用ページに構造化データを追加する

Googleしごと検索に求人情報を掲載するときは、まず求人用のWebページを作成しましょう。
作成後は、Webページに「構造化データ」というHTMLを設置して、Google検索にサイトマップを送信することで「このWebページは求人情報である」と認識させます。構造化データは、「JSON-LD」形式でマークアップしてください。

上記に加え、採用ページの更新や削除などをGoogleしごと検索に即時反映するためには、「Indexing API」を導入することが推奨されています。

構造化データを追加するときの注意点

Googleしごと検索に求人情報を掲載するには、求人用のWebページ内に必須プロパティを設定しておく必要があります。
設定する必須プロパティは以下のとおりです。

・title(職種)
・description(求人詳細・募集要項)
・datePosted(投稿日)
・hiringOrganization(募集企業)
・jobLocation(勤務地)
・validThrough(掲載期限)

必須プロパティが欠けているとGoogleしごと検索に表示されないため、漏れがないように注意しましょう。

Googleしごと検索に求人を掲載する方法その2

前述の方法では、構造化データの設置やIndexing APIが必要なので、ハードルが高いと感じた人もいるのではないでしょうか。
実は、もっと簡単に、誰でもGoogleしごと検索に求人を掲載する方法があります。Googleしごと検索に求人を掲載するもうひとつの方法について、くわしく見ていきましょう。

Googleしごと検索と連携したサイトやツールを使う

誰でもGoogleしごと検索に求人を掲載する方法とは、「Googleしごと検索と連携している求人サイトや採用管理ツールを使う」です。

求人サイトに求人情報を掲載する、あるいは採用管理ツールで採用ページを作成すれば自動でGoogleしごと検索と連携してくれるので、手間をかけずにGoogleしごと検索に求人を掲載できます。
求人サイトや採用管理ツールによって料金や機能が異なるので、各ツールをしっかり比較して、どれを活用するか考えてみましょう。

Googleしごと検索を採用につなげるなら

どのツールを使うか悩んでいる場合は、採用管理ツールを使うのがおすすめです。採用管理ツールは採用ページの作成から応募者管理、採用まで一括管理できるので、採用業務の効率化にもつながります。

おすすめの採用管理ツール

Google仕事検索と連携している採用管理ツールはいくつかありますが、中でもTalentClip(タレントクリップ)がおすすめです。TalentClipとはどのようなツールなのか、くわしく解説します。

TalentClip(タレントクリップ)

TalentClipは、採用の母集団形成、求人管理、応募者管理などを一元管理できる、多機能のオールインワン型採用管理ツールです。

自社専用の採用サイトや求人票が作成でき、作成したページは自動で求人メディアのWorkinに連携することが可能です。
TalentClipとWorkinを連携させた場合、求人情報の掲載料(7万円程度)は無料なので大変お得です。

もちろん、Googleしごと検索とも連携可能で、求人票を掲載することができます。そのほか、Indeed、求人ボックス、スタンバイなどの求人媒体とも連携できるので、TalentClipを活用すれば、求人募集の手間を大きく省けるようになるでしょう。

さらに、TalentClipには「タレントプール」という機能もあります。タレントプールとは、応募者や自社に興味がある人の情報を蓄積できる機能です。

人材が必要になったときに、求人募集をかけなくてもタレントプールの中から条件に該当する人を探してアプローチできるので、採用業務が大幅に効率化できます。

タレントプールに蓄積された情報を分析すれば、自社の採用の傾向が見えてくるため、採用活動の質の向上にも役立てられるでしょう。

TalentClipについての詳細情報合については、以下からお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

また、求人広告の作り方など、採用業務に役立つ資料もダウンロードできるので、こちらもご参照ださい。

自社の課題に合った採用管理ツールを選ぼう

Googleしごと検索と連携した採用管理ツールには、TalentClip以外にも、さまざまな特徴を持つツールが存在します。たとえばA社の採用管理ツールは、多言語対応の採用サイト作成が可能です。「海外とのやり取りが多い」「グローバルな人材が欲しい」というときに役立つでしょう。

B社の採用管理ツールは主要なHRTechサービスと自動連携してくれるので、Web面接の導入や労務管理まで、まとめて効率化できます。

C社の採用管理ツールはSEO対策による採用ページの最適化を行っており、Google検索をはじめとした複数の検索エンジンの上位に採用ページを表示できる可能性があります。

いろいろな採用管理ツールを比較してみて、自社の課題を解決できるツール、業務を効率化できるツールを探してみましょう。

まとめ

Googleしごと検索は、これまでの求人媒体とは異なり、Web上の求人情報を自動で取得して表示する仕様になっています。

Googleしごと検索に求人を掲載するには、採用ページを作成して構造化データの設置などを行う必要があるため、ある程度の知識やスキルがなければハードルが高いかもしれません。

しかし、求人サイトや求人管理ツールを利用すれば、作成した採用ページを自動でGoogleしごと検索に連携してくれるので、簡単にGoogleしごと検索に求人を掲載できるようになります。
求人サイトや求人管理ツールによって料金や機能が異なるので、いろいろなサイトやツールを比較してみて、自社に合うものを探してみてください。

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