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なぜ学生は説明会に来ないの?本当の理由と5つの解決策を紹介

2023年3月22日

説明会を開催したとき、応募よりも学生が来なくて困った経験がある企業も多いのではないでしょうか。

学生はさまざまな企業の会社説明会や選考に参加するため、複数ある企業の中から自社の説明会に参加してもらうには、あらゆる工夫が必要です。

今回は、学生が説明会に来ない理由や原因になる要素と、説明会に来てもらうために企業ができる工夫について紹介します。

会社説明会に学生が来ない本当の理由

会社説明会に応募があったはずの学生が来ない理由はいくつかあり、企業側の準備や対応で改善できるものも多くあります。

応募数を確実に獲得し、説明会に来てもらう学生の数を増やすために対策を講じるのであれば、どのような理由で来なくなるのかを想定しておきましょう。

ここからは、会社説明会に学生が来ない理由や、来ないときに考えられる学生側の状況背景について紹介します。

予定を忘れていた

学生によっては、選考を検討している企業を数十社単位で抱えている場合も多く、複数の会社説明会に応募していてスケジュールを忘れてしまっていることがあります。

タイトなスケジュールで予定を組んでいると、学業やアルバイトなどと並行して就職活動を行うことになり、寝坊してしまうケースも少なくありません。

とくに、志望意欲が高いわけではなく「一応見てみようかな」と考えているレベルの企業は、日程を忘れてしまったり他の企業を優先したりしやすくなります。

場所がわからない

会社説明会を実施する会場がわかりにくい場所にあると、たどり着けない学生が多くいます。

遅刻を避けるために参加しない選択をすることもあるため、会場までの案内図やわかりやすい説明が必要です。

たとえば、数十社単位で企業が集まるような大型の合同説明会の場合、駅や会場までの道中にスタッフが配置されているのも学生がスムーズにたどり着けるようにするための工夫のひとつです。

道案内に人員を配置することが難しい場合には、写真付きの地図を事前に配布しておき、社員の連絡先を伝えておくなどすると、学生が迷ってしまった際にも迅速に対応ができるでしょう。

志望意欲がなくなった

志望意欲がなくなったことを理由に、説明会への参加をキャンセルする学生も少なくありません。

事前のやり取りで会社に対して不信感をもってしまったり、ほかの会社から内定をもらって参加する必要がなくなったりしたようなケースです。

選考途中に辞退されることも多いため、内定を受けたことによる不参加は仕方がないものの、対応に対する不信感については改善する必要があります。

学生に会社説明会に来てもらうための5つの方法

学生に会社説明会に来てもらうためには、企業側の工夫が欠かせません。とくに、他社との採用競争が激化している中で参加者を増やすには、学生にとって魅力的な提案を行う必要があるためです。

ここからは、企業が会社説明会に学生の参加数を増やすためにできる、具体的な対策方法やポイントについて紹介します。

1.予約ページを見直す

会社説明会の予約ページを見直し、説明会に参加するメリットを学生に伝えることが大切です。

会社説明会の予約ページを見た段階で参加するかを判断する学生も多いため、ページのレイアウトや参加することでどんなメリットがあるかを具体的に掲載しておきましょう。

企業によっては独自の方法で告知を行い、SNSなどで拡散されて急激に認知度を上げたケースもあります。

一芸採用や卒論・卒制採用など目を引く採用方法を打ち出し、まず興味をもってもらうようにするのも効果的です。

2.予約してくれた学生へのリマインドメールで差別化を図る

企業側の対応に不満を感じたことが要因で、学生が説明会に来ないケースもあります。

予約してくれた学生への対応で参加を決める学生も多くいるため、リマインドメールで他社との差別化を狙うのも効果的です。

とくに、テンプレートを使った文章ではなく学生に寄り添った内容にするなど、予約してくれた学生を大切にしている気持ちが伝わるようなものが良いでしょう。

「当日どのような部署の社員が参加するか」といった予約ページだけでは分からない社員の人柄や、道に迷ったときの連絡先など、参加したくなるような情報や安心材料を添えるのもおすすめです。

また、当日の参加を忘れてしまわないように、説明会前日に電話をする方法もあります。

リマインドメールに加えて、電話での会話も丁寧に行い、来てもらえるのを楽しみにしていることを伝えましょう。

3.説明会に参加した学生に特典をつける

参加することで採用に有利な特典があると、志望意欲が高い学生が集まりやすくなります。

たとえば、興味のある部署の社員と話ができる、期日までに予約することで一次選考免除など、学生が参加したくなるような特典を検討しましょう。

社長と直接話せる機会を設けるのも、志望意欲の高い学生には嬉しい特典です。

また、会社説明会での参加特典を企業とメールアドレスの交換を行った場合に限定するなど、説明会後の接点がもてるように工夫する方法もあります。

4.大学訪問をする

予約ページから説明会への応募を待つだけでなく、大学を訪問してこちらからアプローチをかけるのも方法のひとつです。

大学や研究室を訪問し、説明会に関するパンフレットを置いてもらうなど、学生との接触機会を増やしていきましょう。

また、大学を訪問した際に就職課の担当者と話す機会があれば、募集している人材や業種について伝えるのも効果的です。

学生が利用する機会が多い就職課から説明会や選考を行っているという認知度を広げることで、説明会への参加者が増える可能性があります。

5.SNSで告知をする

学生がよく利用するSNSを使って、会社説明会の開催告知を行うのもおすすめです。TwitterやInstagram、自社のYouTubeチャンネルなどがあれば積極的に発信していきましょう。

SNSで告知を行う場合、拡散力や認知度をアップさせるために、説明会の開催以外にも自社の魅力を定期的に発信して運用する方法が効果的です。

とくに、BtoB向けのサービスや商品を扱う企業などは、普段学生と接点を持つ機会が少ないため、SNSで自社の業務内容について発信すれば知ってもらう機会になります。

SNSの拡散力なども効果的に活用しながら、自社の魅力や説明会開催などの情報を発信してみてはいかがでしょうか。

説明会の告知や学生とのやり取りにはTalentClip(タレントクリップ)を活用しよう!

説明会の告知や学生とのやり取りを行うのであれば、TalentClip(タレントクリップ)の活用がおすすめです。

TalentClipはオールインワン型の採用管理システムで、学生とのやり取りに加え、応募者情報を一元管理することができます。

また、自社の採用ホームページも簡単に作ることができるため、説明会の告知や自社情報の発信に活用可能です。

説明会への集客や採用業務の効率化を図る手段として、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

説明会に学生が来ないのは、学生側の都合や理由だけでなく、企業の対応力などに原因がある場合も少なくありません。

説明会の参加者を増やすためには、学生への対応方法に加えて情報発信の方法を見直してみましょう。

 

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