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「採用KPIって何?必要?」重要性とKPIの立て方を徹底解説!

採用活動において「KPI」を設定すると、目標を達成しやすくなります。とはいえ、やみくもにKPIを設定すれば良いわけではありません。求める人材を明確にした上で、戦略的に設定することが重要です。
この記事では、採用活動でKPIを設定するメリットやポイント、役に立つツールについて紹介します。

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採用活動におけるKPIを知ろう

まずは、KPIの意味と、採用活動における効果について解説します。

そもそもKPIとは

KPIは、「Key Performance Indicator」の略で、「重要業績指標」という意味です。目標を達成する上で鍵となる業績指標を指します。これに対して、最終的な目標となるのが「KGI(重要目標達成指標)」です。

つまり、KGIを達成するために、各プロセスでKPIを設定するという流れになります。業務においてなんらかの目標を達成したい場合は、KPIやKGIを設定すると効果的です。小さなゴールを積み重ねることで、大きな目標を達成しやすくなるのです。

採用活動におけるKPI

採用活動においては、「採用したい人数や人材」がKGIになり、「各プロセスで達成すべきこと」がKPIに該当します。

たとえば、「新年度に向けて新卒を20人採用したい」と決めた場合、これがKGIとなります。
KGI達成に至るまでのプロセスとして、説明会やエントリー、面接、内定があり、実際に入社する人数が決定します。20人入社してもらうには、各プロセスで目標とする人数を設定する必要があります。例として、説明会は200人、エントリーは100人、面接は50人、内定は30人といったように具体的な数値を設定すると、それがKPIとなります。

もちろん、企業によっては人数より能力を重視する場合もあるでしょう。採用人数の80%以上をA評価とするなら、面接や内定の時点でも同等のレベルを保つ必要があります。当然、出身校を絞り込んだり、面接の基準を厳しくしたりするなど、アプローチの方法も変わります。

採用KPIを設定するメリット

では、採用においてKPIを設定すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。採用KPIの具体的なメリットについて解説します。

採用活動を効率化できる

各プロセスにおいて具体的なKPIが設定されると、目標達成に向けて何をするべきかが明確になるため、採用活動の無駄を減らせます。

たとえば、現状では採用担当者の人数に余裕が無い場合、各プロセスの参加人数を最優先するのであれば、採用担当者をそれに見合うよう増員する必要があります。
逆に、採用担当者の負担を軽減したいのであれば、参加人数を抑えるか、無駄と思われる業務を削減するという対策を取れます。

そのほか、KPIを設定すれば、実現を目指すために採用担当者全員の目標が定まり、一丸となって行動できるというメリットもあります。

課題発見と改善がしやすくなる

単にKGIを設定するだけでは、もしも達成ができなかった場合、どこに問題があったのかを特定するのが困難です。
しかし、KPIを設定しておけば、課題を見つけやすくなり、どのような改善策を取るべきか判断しやすくなります。

たとえば、応募者に対して内定者の人数が少ないようであれば、「合格基準が厳しい」という見方ができるので、緩和するなどの改善策を取れるでしょう。また、内定者の人数に対して辞退者が多いのであれば、自社の魅力を高めたり、アフターフォローを強化したりするなどの改善策が考えられます。

このように、課題を見つけて改善するというサイクルを繰り返せば、採用の質も向上するでしょう。

母集団形成に活用できる

KPIの設定をとおして、自社が必要とする人材が明確になることで、母集団形成にも活用できます。

たとえば、100人にエントリーしてもらいたいのであれば、人数を効率良く集められそうな媒体に集中して募集広告を出すという手法を取れるでしょう。出身校を絞り込むのであれば、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用に力を入れるなどです。

このように母集団を形成できれば、その後のプロセスも少ない負担で進められるようになるでしょう。

母集団形成については、以下の記事でも解説しています。
採用担当者必見!母集団形成を効率よく進めるのにおすすめの方法4選

採用KPIを設定する際の5つのポイント

採用活動でKPIを設定するときに重要な5つのポイントを紹介します。

1.曖昧な表現を避ける

「良い人材を採用する」といった曖昧な表現では、具体的に何をすれば良いのか分かりません。「A評価以上の人材を20人採用する」といった具合に、明確な基準を設定すれば、目標の達成に向けて行動しやすくなります。
採用担当者以外が見ても分かりやすい表現にすると良いでしょう。

2.計測可能である

人数のように計測可能な目標であれば、差分によって達成度が一目瞭然です。能力を重視するのであれば、評価という形で可視化できます。

3.KGIに関連している

KPIは、あくまでもKGIを達成するための小さなゴールです。そのため、KGIに関連した内容であることが前提です。たとえば、KGIが採用の人数であるなら、そこに至るまでのプロセスにおいても、人数をKPIにすると良いでしょう。

4.達成するビジョンがある

KPIは、達成できる目標であることが大切です。達成が容易ではない目標をKPIに設定すると、採用担当者のモチベーションが下がり、KGIの達成も困難になります。

達成するための手段があり、なおかつ過去の実績や採用担当者の人数、能力に基づいて、努力すれば達成できるようなKPIを設定しましょう。

5.期限が定まっている

KPIは期限が定まっていると、担当者が達成に向けて業務に集中しやすくなります。逆に定まっていないと後回しにされがちで、いつまでも達成できません。
採用活動の場合、プロセスごとに具体的なKPIを決めた時点で期限も定めておくのが基本です。

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採用活動のKPIを達成するためには、採用管理ツールが役に立ちます。ツールごとに機能に違いがあるので、自社に合ったモデルを選ぶことが大切です。

最後に、採用管理ツールのひとつであるTalentClip(タレントクリップ)について紹介します。
多彩な機能を備えたTalentClipを活用すれば、採用KPIの達成も実現しやすくなり、担当者の業務負担も大きく軽減できるでしょう。

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TalentClipで作成した求人票を採用ホームページに掲載すると、Workin 、Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索などに自動で連携されるので、採用媒体へ登録する手間が省けます。これらの求職サイトを利用している潜在層にもアプローチできます。

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過去の応募者のデータを蓄積できるのが、タレントプール機能です。応募者の傾向を分析できるので、求人票や採用ホームページを作成したり、企業の魅力をアピールしたりするときの参考になります。

自社に合った人材がいれば、新たに採用の必要性が生じたときに、すかさずアプローチできるでしょう。

まとめ

KPIは、KGIという大きな目標を達成するための小さなゴールです。設定すると採用活動が効率的になり、課題や改善策が明確になるというメリットがあります。
KPIを設定するときは、「KGIに関連している」「計測可能」「努力すれば達成できる」など、本記事で紹介したポイントを考慮して決めましょう。

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