Indeedに求人を掲載する方法を解説！無料と有料の違いは？
企業の採用担当者であれば、「Indeed（インディード）」という名前を一度は目にしたことがあるでしょう。テレビCMの効果もあってIndeedの認知度はどんどん高まっているため、人材採用の際にはぜひとも利用を検討したいサービスです。
しかし、Indeedは通常の求人媒体と仕組みが異なるため、より採用活動で効果的に活用するにはIndeedについての理解を深める必要があります。
この記事では、Indeedの仕組みやほかのサービスとの違いなどについて詳しく解説します。Indeedを利用しようかと考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
Indeedとは？
採用活動を円滑に進め、応募者を増やすには、求職者に自社のことや現在求人を行っていることを知ってもらう必要があります。そのため、求人媒体に求人情報を掲載しているという企業も多いでしょう。
Indeedもそんな求人媒体の一種ではあるのですが、一般的な求人媒体とは少し仕組みが異なります。まずはIndeedの概要や、ほかのサービスとの違いについて見ていきましょう。
Indeedとは
Indeedとは、求人情報に特化した検索エンジンです。たとえばGoogle検索でなんらかの単語を検索すると、その単語に関するあらゆる情報が表示されますが、Indeedの場合は求人情報だけが表示されます。
Indeedでは職種や業種などの「キーワード」と「勤務地」を入力して求人情報を検索しますが、表示された求人情報をさらに「掲載日」「年収」「雇用形態」「会社名」で絞り込むことも可能です。
Web上に掲載されているたくさんの求人を一括表示してくれるので、複数の求人サイトを巡って求人情報を探す手間が省けます。
ほかのサービスとの違い
Indeedがほかのサービスと大きく異なる点は、以下の4つです。
・無料掲載枠がある
・成功報酬が不要
・掲載が簡単
・予算を自由に設定できる
一般的な求人媒体は掲載料が必要で、応募が1件もなくてもコストがかかります。しかし、Indeedには無料掲載枠があるので、求人にかかるコストを抑えることが可能です。一部求人媒体や人材紹介で必要な成功報酬も、Indeedでは必要ありません。
Indeedの有料掲載枠を利用した場合、求人情報が閲覧（クリック）されるごとに料金がかかりますが、クリック単価の上限や月額予算は自由に設定できるので予算管理も簡単です。
また、「Indeedに求人情報を掲載したいが、操作が難しいのではないか」と心配になるかもしれませんが、Indeedは情報掲載のための必要工程が少ないので、インターネットに接続できれば誰でも簡単に求人情報を掲載できます。
無料掲載と有料掲載との違い
前項でindeedの無料掲載枠と有料掲載枠について触れましたが、無料掲載と有用掲載には以下のような違いがあります。
| 無料掲載 | ・掲載料無料
・求人情報の掲載数や応募数の上限なし ・indeed全体の求人掲載数が多いため、自社の情報が埋もれる可能性がある |
| 有料掲載 | ・閲覧（クリック）されるごとに料金がかかるクリック課金制
・検索結果に表示されやすい、また表示期間が長い ・日別・月別レポートが閲覧できるので、データを生かして戦略を立てられる |
Indeedは無料で求人情報を掲載できるのが魅力ですが、応募数アップを目指すのであれば、やはり有料掲載枠を利用したほうが効率的です。
Indeedに求人を掲載する方法
Indeedに求人情報を掲載する方法はとても簡単です。とはいえ、どのような手順で情報を掲載するのか知っておきたいという人もいるでしょう。そこで、Indeedに求人情報を掲載する方法を解説します。
無料で掲載する方法
まずはIndeedの無料掲載枠に求人情報を掲載する手順を見てみましょう。
1.Indeedにアクセスして[無料で求人掲載する]をクリックする
2.アカウントを作成する
3.企業情報を登録する
4.求人票を作成する
5.[有料オプションを利用せずに求人を掲載]をクリックする
アカウントの作成方法も簡単で、メールアドレスとパスワードのいずれかを入力し、登録したメールアドレスに届いたメールから承認を済ませれば完了します。登録完了後、3日以内に求人票の審査が行われ、審査に通過できれば掲載手続き完了です。
GoogleアカウントやFacebookアカウントなどでも登録可能ですが、企業のメールアドレスを登録するとよりスムーズに審査が進むとされているため、企業のメールアドレスを利用すると良いでしょう。
企業情報の登録や求人票の作成も、画面の表示に従って入力していくだけなので、特に難しいことはありません。入力に慣れている人であれば、5分程度で完了します。
有料で掲載する方法
有料掲載枠を利用する場合は、無料掲載枠と同じ手順で求人票作成まで進めましょう。求人票の作成が終わったら、下記の手順で有料オプション設定を行ってください。
1.求人情報のタイトルの右下あたりに表示されている[有料オプションを使って目立つ位置に求人を表示する]をクリックする
2.広告予算を設定する
3.広告費の請求先・支払い方法を入力する
広告予算の設定には、「自動調節設定」と「手動設定」の2種類があります。自動調節設定を選んだ場合はあらかじめ設定した予算内で求人情報が掲載されますが、手動設定を選んだ場合は上限クリック単価や総予算の設定が必要です。
広告費の支払いはクレジットカード決済が基本なので、前もってクレジットカードを用意しておくとスムーズに入力を進められます。
有料掲載枠でも無料掲載枠と同様審査が行われますが、審査に通過して求人情報が掲載されるまでは、料金が請求されることはありません。
効率的に採用を進めるには
簡単に求人情報を掲載でき、無料でも利用できるIndeedですが、求人情報の掲載数が膨大なためにIndeedだけでは思うように人材採用が進まない可能性があります。より効率的に人材採用を進めるには、ほかの採用手法と組み合わせるのがおすすめです。
採用管理システムを活用しよう
効率的に人材採用を進めたいときには、採用管理システムを活用すると良いでしょう。採用管理システムとは、求人や応募者対応、面接日程調整など、人材採用にかかわる一連の業務を一元管理できるシステムです。
Indeedを利用すれば無料でも採用活動ができますが、メールやメッセージ機能などの応募者とコミュニケーションを取る機能はありません。
応募者の離脱を防ぐには、スムーズなコミュニケーションは欠かせません。できるだけ早く案内メールを出したり日程調整をしたりする必要があります。
採用管理システムがあればIndeedだけでなく、ほかの求人媒体を経由した応募であっても一括で管理できるので、スムーズに応募者とコミュニケーションが可能です。
社内での情報共有やデータ入力も効率化できるので、特に採用活動に多くの時間がかけられない場合や採用活動を円滑に進めたい場合には、採用管理システムの導入を検討すると良いでしょう。
「TalentClip（タレントクリップ）」がおすすめ
Indeedと同時に採用管理システムを導入するのであれば、TalentClip（タレントクリップ）がおすすめです。
TalentClipでは自社専用の採用ページが作成でき、作成した採用ページは今回紹介したIndeedと連携することが可能です。さらに、Workin・求人ボックス・スタンバイ・Googleしごと検索などのほかの求人媒体とも連携できるので、応募率アップを期待できます。
また、応募者対応、面接選考、内定者フォローも簡単にできるので、コミュニケーション不足による離脱を防いで、求人媒体から流入した応募者を採用につなげやすくなります。
TalentClipの機能や料金などについてくわしく聞きたいという場合は、ぜひ下記からお気軽にお問い合わせください。
まとめ
求人情報特化型の検索エンジンであるIndeedには無料掲載枠があるので、Indeedを利用すればコストをかけずに採用活動が行えます。
ただし、掲載されている求人情報の数が多く情報が埋もれやすいため、より効果的にIndeedを利用したいのであれば有料掲載枠を検討したほうが良いでしょう。
また、Indeedには応募者とコミュニケーションを取るための機能がありません。コミュニケーション不足による応募者の離脱を防ぎ、円滑に採用活動を進めるためには、採用管理システムの導入も考えてみましょう。
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